【感想】遊戯神通 伊藤若冲

河治和香 / 小学館文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • scent

    scent

    以前 若冲の小説を読みましたので
    なんとなく ターゲットにした 時代とかが
    被っていたので 頭の中が 少し混乱してしまいました。

    今度からは同じ人をモデルにした 小説を読む時は
    前の内容が消えてからの方が 新鮮に読めると思いました。

    今回のは 現代とまではいきませんが
    近代から お話が始まっていました。

    そして 若冲の生きている時代。
    この時代は もうかなり 文献も残ってはいるものの火事とか 色々あってなくなっちゃっているので
    作家さんの想像力をかりたてるものが 多いのでしょうね。

    今回の面白いなぁと思った所は
    屏風祭りの章で 升目描きをするのですが その升目が煩悩の数
    8万4千(無限を表す数)にしてあって
    (*ブライスコレクションの「鳥獣花木図屏風」は8万6千個の升目となっています)
    一つ一つ塗るのですが それを 普通の人が 塗る手伝いをさせてもらってありがたや~~っていう 部分が いつも緻密に描いてる 若冲が そんな事はさせないでしょう~~って思いました。
    が こういう事をする 若冲がいても 面白いんだろうね~って 思いながら
    作者の 想像力の 豊かさを 感じて 読みました。
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    投稿日:2022.06.16

  • なー

    なー

    このレビューはネタバレを含みます

    若冲の孫の息子に嫁いだ女性の話を実在の美術家が聞く…という体裁を取っています。これが少々まどろっこしいし、そもそも虚実入り乱れていると作者も明記していますが、いい具合に実在の人物やら事物やら出来事やらが織り込まれてて、実に楽しく騙されました。

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    投稿日:2022.03.22

  • まさこ

    まさこ

    神坂雪佳。最近、仲町六絵の本に出てきましたが、よく判っていませんでした。なるほど。こういう人かとスッキリしました。若冲をめぐる人々も、お正月時代劇(七之助さんが若冲でした)で予習wしていたのですんなり読めました。この本に呼ばれていたのでしょうね。いつもの河治さんらしくなくて(いい意味で)新鮮でした。
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    投稿日:2021.03.02

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