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汐見夏衛, ナナカワ / スターツ出版文庫 (34件のレビュー)
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はる
この本が出された時は、自分も高校生で、マスク依存症などの問題視されていた学生生活で、なおかつ思春期もあり、学校内での自分のキャラクター作りという登場人物の悩みがとても共感できるものであった。
投稿日:2024.03.18
omj
このレビューはネタバレを含みます
作者あとがきより 思春期のころ進路や人間関係で悩みを抱えていた時、いろいろな小説を読んで、そこに登場する人物の生き方や、彼らのセリフに救われたことが何度もありました。 以下本文より きれいな景色はこんなにも近くに、いつもここにあったのだ。 私がそれを見ていなかっただけで、見ようとしていなかっただけで。 いつだって、美しい世界はそこにあった。 正しいかどうかよりも、好かれるかどうかのほうが、この社会で生きていく上では大事なのだ。 人から嫌われないように、言いたいことも言わず我慢して、細心の注意を払って生きていたのに、青磁は嫌われることなんてこれっぽっちも怖れずに、言いたい放題やりたい放題で生きていて、それなのに誰からも嫌われていなかった。むしろ誰からも好かれているように見えた。そんなところがうらやましくて、そして妬ましかったのだ。 『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』 それが、この絵のタイトルだった。夜明けに会いたいと思った人が、一緒に朝焼けを見たいと思った人が、あなたにとって一番大切な人。
投稿日:2024.02.29
ake
控えめに言って、最高だった。 推しの子が映画に出るから手に取ったけど、すごく大切な本になった。 マスクに頼ってしまうところは自分にも少しあって、茜ちゃんに共感できるところがたくさんあった。 もっと自…分の気持ちに素直になっていいと思えて、読む前よりも楽な気持ちで生活できるようになった気がする。続きを読む
投稿日:2023.10.01
すぅ
映画をきっかけに再読! こんなに綺麗な世界観だったことを忘れてしまっていたのが悔しくなるほど、とても優しいふたりに何度も心動かされました。 欲を言えばこのまま、この世界のまま映画化することは難しかった…のかなと ; ;続きを読む
投稿日:2023.09.09
ゆりこ
生きづらさを感じている中高生にお勧めしたい本。 恋愛要素もあるが、「正直に生きる勇気」を与えてもらえる気がする。これはずっと手元に置いてきたい。 映画も近々公開されるようだから、期待
投稿日:2023.08.22
hitomi
展開がスムーズでとても読みやすかったです。印象が悪かった青磁のことも、なかなか本音を吐き出さない茜のことも最後には大好きになっていました。なにより世界観が好きでした。Another Storiesも読…もうと思います。続きを読む
投稿日:2023.08.10
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