少年と犬

馳星周 / 文春e-book
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
9
6
2
0

ブクログレビュー

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  • ラッキー

    ラッキー

    直木賞受賞作品。良かった、読んで良かった!ファンタジーなのかもしれない、でも、そんな奇跡を信じたい。多聞、シェパードの血が入ったその犬は、なぜ南を目指すのか…。その時その時、出会った人の守り神だった多聞が、過酷な旅と自分の命をかけてまで守る存在…。最後、泣いた、泣けたよ…震えた。犬好きだから、余計に泣いた。うちの犬には…無理だ、断言できる、無理だ。続きを読む

    投稿日:2020.07.28

  • okayugohan

    okayugohan

    直木賞受賞作で読みやすそうなので購入。
    表題作を含む連作小説で、帯には「犬を愛する全ての人に捧げる感涙作」とあるので、とれだけハートフルなのかと期待していたが、これは悪い意味で期待外れ。
    どの話でも放浪犬である多聞を拾って漸くは穏やかな生活を過ごすが、必ず最後に不幸が訪れる。
    最終話はまあハッピーエンドなのかもしれないが、それまでの多聞(犬)は不幸を呼び寄せる何かでしかない。
    過剰な期待をしないで読むことを薦める。
    続きを読む

    投稿日:2020.07.28

  • ♥RIEIL

    ♥RIEIL

    静かな空気を感じました。
    夢は叶わないし、叶う。
    誰かは殺し、生かされ。誰かは望んでも生きられず。
    そんなジレンマがあるのに、焦燥感を感じず静かだったのは、多聞の透き通った瞳と一本の揺るぎない絆がどこかに繋がっているかもしれないという希望があるからかな。続きを読む

    投稿日:2020.07.26

  • 本屋のガー

    本屋のガー

    意表をつく劇的展開…...よくある動物モノとは一線を画してます。全編にカタストロフが用意されていて、犬への愛がつまった渾身の連作という感じ。
    「人間にとって犬とは?」が様々な境遇の人間の目を通して立体的に浮かび上がる。最終章だけはお約束のお涙頂戴? ですが長い旅の終わりに相応しいラストでした。続きを読む

    投稿日:2020.07.25

  • 本江正茂

    本江正茂

    「いぬ」というその名が、「いない」という意味であることは偶然ではないのだ。いぬは、はじめからどこにもいなかったのかもしれない。
    弱くて愚かな人間は、自分にはないと思い込んでいる強さと賢さを自らに見いだす時、その驚くべき強さと賢さに犬の姿を与えるのだろう。そうとでもしなければ、思いがけない自分の強さと賢さを引き受けることができないのだ。たとえ、その強さと賢さが、自らの命と引き換えに生まれるものであるのだとしても。続きを読む

    投稿日:2020.07.25

  • hasema

    hasema

    一気読み。
    面白かったが、直木賞というより、オール読み物大賞という感じ。言葉は悪いが「お涙頂戴」的なものを感じるわたしは意地悪なのか?
    犬とはそこまで人間的なのか?いや、神がかり的なのか?と読み進めるにつれて、違和感が。
    とはいえ、多聞が最後飼い主と会えるのか⁉️と続きが気になりどんどん読み進み面白かったのではあるが。
    直木賞って、大衆小説の賞ではあるけれど、この感じでよかったんでしたっけ?
    意地悪なことを考えるわたしは、やはり愚かな人間なのでしょうね、多聞。
    続きを読む

    投稿日:2020.07.23

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