ADHDの正体―その診断は正しいのか―

岡田尊司 / 新潮社
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • しじみ

    しじみ

    特に「大人のADHD」と呼ばれるものは、その9割が本来の"発達"障害ではないと言う。
    ※だからといって当事者の苦しみ自体が偽りであるということではない
    この本では、ADHDの診断の現状や、ADHDの原因について詳しく解説されている。
    未診断だが疑いのある状態の人も含めたADHD当事者はもちろん、そうでない人にも広く読まれてほしい良書。

    ADHDの診断と薬の処方が、これほどまでにいい加減に行われているものだとは知らなかった。
    著者である岡田先生は、きちんといくつかの検査をしてその結果を踏まえた上で診断しているとのことだったが、てっきりどの先生も同じようにしているものなのだと思っていた。
    これについて根拠はない。思い込んでいただけだ。
    私自身はADHD当事者ではないが身近な人にいるので、他人事とは思えず複雑な心境である。
    社会全体が、物質的なことだけでなく心にも正しくフォーカスしていく流れを生み出せないものかと、素人ながらに考えてしまう。

    岡田先生の著書は何冊か読んでいるが、患者さんひとりひとりのことを、ひいては社会のことを本当に考えてくれている方のひとりだと感じる。
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    投稿日:2020.09.26

  • samwo360

    samwo360

    新聞の書評で関心を持って読んだのですが、タイトル、オビで書かれていることは確かに本文中の重要な内容なのですが、最終章の第9章へと読み進むに連れて、この本が本当に伝えたかったことがなんだったのかが分かってきました。それがなんであるのかは、どうぞ、自ら読んで確かめていただければと思います。198ページにクライマックスの一つが、そして、205ページから207ページを読み進むにつれて、なぜか胸が熱くなった。ページをめくって、「おわりに」となったときに、なぜか、ふっと夏の日が急に終わって、ひとりで、静かな海辺か、木々のこずえの隙間から遠くの山々を見てるか、なんか、そんな印象を受けました。
    1人でも多くの人々に読まれるべき本だと思いました。
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    投稿日:2020.06.24

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