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パオロ ジョルダーノ, 飯田 亮介 / 早川書房 (141件のレビュー)
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ラヒリエイティ
2020年4月刊 まだコロナ禍が序の口にあった時。 その時はそこまで長期化するなんて誰も 思ってなかったように思う。 それなのに著者はもうこの「コロナ時代」 と言ってしまえた。 この感覚はすごい! 私…たちが今のライフスタイルを続けている限り 似たような状況は繰り返し起こり得るからだという。 コロナ禍、ビフォア/アフターコロナ いろいろな時間感覚はあるけれど コロナを経験した以上私たちの社会感は それ以前と違う。 だからこそコロナ時代を生きる私たちが 自覚的にコロナ時代とはどんな時代なのかを考えて 記録に残していくことは大事な気がする。 続きを読む
投稿日:2024.04.04
ことの
今も決してコロナが消滅したわけではない。 でも、日常は、たくさんの人達が、通常生活にもどっている。だからこそ、危機感を持たなければなという思いから手にとって読みました。この本が執筆されたときは、コロナ…感染真っ只中。著者のイタリア国内では、外出許可書を警察に提出しないといけなかったり、世界中で、コロナに感染しないように、誰もが気を付けている。 しかし、今、その頃に比べて、意識中で危機感が薄れてしまっているように感じる。コロナは、変異しながら、人間を冒し続けているのに。手洗い、消毒、除菌、マスクの着用必須。続きを読む
投稿日:2024.02.16
1801160番目の読書家
pp.80-81 「科学に置ける聖なるものは真理である」(『シモーヌ・ベイユ選集III』冨原眞弓訳、みすず書房)哲学者のシモーヌ・ベイユはかつてそう書いた。しかし、複数の科学者が同じデータを分析し、同…じモデルを共有し、正反対の結論に達する時、そのどれが真理だというのだろう。 今回の流行で僕たちは科学に失望した。ただ僕らは忘れているが、実は科学とは昔からそういうものだ。いやむしろ、科学とはそれ以外のかたちではありえないもので、疑問は科学にとって真理にもまして聖なるものなのだ。今の僕たちはそうしたことには関心が持てない。専門家同士が口角泡を飛ばす姿を、僕らは両親の喧嘩を眺める子どもたちのように下から仰ぎ見る。それから自分たちも喧嘩を始める。続きを読む
投稿日:2023.09.08
アワヒニビブリオバトル
第75回アワヒニビブリオバトル「おうち時間DEビブリオバトル」2時間目 社会で紹介された本です。オンライン開催。 2021.05.01
投稿日:2023.05.05
り
コロナ禍(2020年の流行初期)のイタリアにいる著者のエッセイをまとめたもの。 大学での専攻は素粒子物理学とのことで、冷静に、数学的に今回のコロナ禍を見つめているような文章。 このようなウイルスは、…人間の行う環境破壊や今までにない生物の乱獲などが原因でまわりまわって出現してきたと書かれていて、そんなことは考えてもみなかったので驚いた。 自分が生きている間はもう、このような世界的ウイルス流行はないと勝手に思っていたけれど、全くそうではない可能性があると知り危機感を覚えた。あまりに表面的なことしか見ていなかったなぁと反省… 全ては人間の行いに繋がっているという側面で、コロナ禍が過ぎたあとに、何に元に戻って欲しくないかを今のうちに考えておこうという言葉で締め括られている。続きを読む
投稿日:2022.10.04
towa
コロナ禍当初の空気感をそのまま表したエッセイ。 二年経ってなお振り回されているし、著者の言う「忘れたくないこと」こそ忘れようとしている、と思う。
投稿日:2022.10.02
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