きのうの春で、君を待つ

八目迷, くっか / ガガガ文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • dana5

    dana5

    ◆おすすめ度◆
    ・激甘恋愛小説度:★★★★
    ・ファンタジックな設定がファンタスティック度:★★★
    ・とっても一途な主人公度:★★★★

    ◆感想◆
    東京から、かつて住んでいた離島・袖島に家出してきた船見カナエ。そこで幼馴染の保科あかりと出会うが…

    前作『夏へのトンネル、さよならの出口』が青春ど真ん中小説だった八目迷の新作は、タイムリープを題材にした激甘の恋愛小説。
    主人公は幼馴染の船見カナエと保科あかり。
    幼馴染だからこそ、なかなか恋愛に発展しない関係。
    二人の心のふれあいやすれ違い、思っていながらなかなか言い出せない言葉、そんな甘酸っぱくほろ苦い想いがいっぱいの展開。

    そこに船見カナエが摩訶不思議なタイムリープにはまってしまうという出来事と、保科あかりの兄が亡くなってしまうという事件が重なる。

    二人の関係はどうなる?
    なぜあかりの兄は亡くなったのか?
    カナエがタイムリープを利用してできることは?

    甘く切ない恋愛要素と、タイムリープというファンタジックでミステリーな要素が、読者の興味を引き続ける。
    登場人物は少ないし、思わせぶりなセリフなんかもあって、なんとなくあかりの兄が亡くなった事件の真相は想像できるけど(すれっからしのミステリマニアが想像するようなマニアックな真相ではありません)主題はミステリー的な謎にあるのではなく、真相が二人に与える影響にあり。

    彼女を助けようと一生懸命な船見カナエに好感が持てます。
    梶尾真治の傑作『クロノス・ジョウンターの伝説』を思い起こさせる一途さです。
    激甘すぎて読んでいて恥ずかしくなっちゃいます。
    多分著者も、恥ずかしがりながら書いたんだと思います。
    でもいくら恥ずかしくっても、他人には分からないのが読書のいいところです。
    続きを読む

    投稿日:2020.05.27

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。