仙文閣の稀書目録

三川みり / 角川文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 有樹

    有樹

    このレビューはネタバレを含みます

    本を守りたい主人公のまっすぐなところが好ましい。そして周りの人からの支えがあって己が立っていると自覚した時の主人公の心情描写に感動した。
    麗考も良い奴。2人の関係が好き。
    本好きなのでこういう本を守る話に心が擽られた。
    ただ白雨が裏切ってるだろうなーというところは予想出来てしまったのがちょっと残念。白雨のちょっと狂ってる感じも萌えポイント←

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    投稿日:2020.06.23

  • いこ

    いこ

    このレビューはネタバレを含みます

    「本が永遠に残るわけではない」
    作中で文杏が答えを見出す問いだが、読みながら自分もどういう意味なのだろうとずっと考えていた。
    電子媒体に比べて紙の方が保存期間は長いと言われるが、物理的に消滅してしまうことはあるだろう。
    例えば、これも作中にあった焚書のように。
    あるいは不注意によるもの、事故によるもの。
    可能性だけなら、いくらでも提示できる。

    ただ場所が場所だけに、そのような可能性が限定されてしまう。
    舞台は仙文閣。
    あらゆる書物が大切に保管されている書庫。
    本を大事に思う者たちが管理している場所。
    そしてそこはそもそも神仙が作った場所でもある。
    恐らく世界で一番書物を大事にしている場所で、それでも「本が永遠に残るわけではない」と、よりによって仙文閣の人間が言うのかと。
    そういう間違いが起きないために、あなた方がいるのではないのかと。
    今にして思うと、文杏と同じく、視野狭窄に陥っていたと恥入るばかり。

    本に限らず「存在しているのに存在していない」物は、それこそ身の回りにも溢れているだろう。
    また、その価値が分からない者にとっては、例え目の前にあってもないのと同意であることも。
    ならば、それを大事に思う者が取る行動とは。
    「永遠に残す」ためにできることとは。
    その一つの例が、答えが、この物語の中にある。

    師の残した書物を守り通そうと奮闘する少女と、仙文閣で目録を整えようとしている青年の不器用な交流を
    通して、実に様々なことを考えさせられたし、教えていただいたと思う。
    体は滅びても言葉は残る。
    それを残そうという意志が受け継がれる限り。
    きっとそれは前述通り、本だけとは限らない。
    様々なもの、ことに共通する大切な「もの」が、この物語の中では確かなものとして息づいている。
    本好きにはたまらない巨大書庫という魅力的な世界観を堪能しつつ、その大切な「もの」に気づかせてくれるという、本当に魅力的な物語だった。

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    投稿日:2020.05.14

  • 【静】

    【静】

    予想より面白かったな。周さんとか気になるキャラは居るし、白雨のざまぁ展開も見たいし、これで終わりじゃないよね?続くよね?

    投稿日:2020.05.14

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