死学のすすめ - 死はおそれるものではなく学ぶもの -

曽野綾子 / ワニブックス
(2件のレビュー)

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  • murahiro9311

    murahiro9311

    自分に謙虚になることで一生を振り返る 知覧一青年たちは何のために死んだかマルクス·アウレリウスの『自省録
    死者が残すべきは「身軽くて温い記憶」
    いい離婚は経験豊かな人にしかできない晩年の義務は、記憶さえ押しつけがましくは残さないこと【目次】
    はじめに 第1章 死学のすすめ
    死ばかり考えることで、明るい人間と思われた
    死は生を味つける塩 ルルド―死を約束された人々が集う場所 人は皆、思いを残して死ぬ
    「この世で最高のものを」
    人生の後半に必要な操作は、許容、納得、断念、回帰
    人生は生きるに値すると言い聞かせ続ける
    間引くか間引かれるか 「老・病・死」を見つめる
    死だけは教えなきゃいけない
    あらゆるものは貸し出されたものにすぎない
    自分に謙虚になることで、一生を振り返る
    生も一人、死も一人
    死を学ぶのに早すぎることはない
    自分の死を自分のものとするために
    死の近づきで、思索的になれるのは人生の贈り物
    もっとも身軽になる晩年はいいもんだ
    死は通過儀礼に参加すること
    生を受け入れ、そして死を受けいれる
    瑞々しい感動の中でも意識する晩年
    別れ際のいい人になることが、最大の願い
    死を知らされるという権利
    あくまで生きることは一人
    祈りは神との回線 回復不可能な現実 一粒の麦
    マルクス・アウレリウスの『自省録』
    寿命は深く考えない 死ねる保証という幸運
    ギリシャ神話にも描かれていない業苦
    知恵にも覚悟にも欠ける老人たち
    人間の生涯における闘いかた
    肉体の消滅と、魂の完成 聖パウロの警告
    第2章 死の記憶
    私を殺そうとした母 母の安らかな最期
    死はかすめるようにやって来る
    愛する人々との別離に備える
    断念を知る時、人は本質に立ち戻る
    ルワンダの虐殺跡で唱えた「主の祈り」 終戦の記憶
    戦争を体験してよかった 靖国のおかげで
    死というもの、殺されるということ
    生き続けていれば、予想外のすばらしさに出会える
    別れの反復練習 マダガスカルのマリア・マグダレーナ
    第3章どんな死にざまにも意義がある
    必要なのは「末期の眼」 受けることと与えること
    ユーモアは人間の最期にふさわしい芸術になる
    「おれのいないおれの通夜は淋しいだろうね」
    タゴールの歌 知覧―青年たちは何のために死んだか
    ゼノ修道士の帰天 動物としての人生を受け入れる
    A・デ・メロ神父―ただ精一杯生きるだけ
    平凡なイタリア人は豊かな人生であったといい続ける
    与えることができる人間は、最後まで現役
    最期の瞬間まで、その人らしい日常性を保つ
    冷酷な息子が最後の数日に会いにきた
    コレスニコフ大尉の遺書 与えない老女の教え
    新天地を求めて歩き出したアフリカの祖先たち
    最後も軽く知らせて死んだ方がいい
    生きる希望にしがみつくのは人間の運命
    ゲッセマネの祈り―キリストの人間的な叫び
    死にゆく老婦人が示した「愛」
    肉体はすでに崩壊しかかっても、往々にして魂は燃え盛る
    「平安」が常態ではなく、不安定こそ世のならい
    死ぬ寸前の朝露のような貴重な一時 老医師からの3つの教え 人は一人では死ねない
    第4章見送る側の務め
    よそ様にご迷惑をおかけしないこと
    墓地に咲く花 母のために断った仕事
    お参りに来るほかの人たちのために
    葬式は本当に「おめでたい」 「生きる意欲」をとり上げられた孤独な老女 ぜひ臓器をとことんお使いください
    死者が残すべきは「身軽くて温い記憶」
    上坂冬子という魅力的な生涯 人間は一人ずつ消えていく
    死を悼まない理由 誰が見知らぬ人の命を結ぶのか
    人間の死後に対する扱い方
    おせっつぁん、成仏してくんねえのう!
    すべての悲しみは自分で引き受ける
    夫の介護人になると決めた時
    介護する側に必要な心身の糧 凡庸な人間の哲学
    看取りの基本は、排泄物の世話である
    すべてのことに感謝する ベッドから眺める地球の営み
    生命の負け戦 夫は充分に医療の恩恵を受けた
    朱門の命は神の手の中に お棺にしのばせたユーモア
    夫の死後も生活を変えない 何も大変なことはなかった
    幸福を先に取るか、後に取るか 大切なのは魂のあり方
    第5章 遺される者のために
    母の気持ちが好きだった 生きている人のほうが大切
    「また、お葬式しますか」 スラムを支援し続けたインド人神父 なんて私の生涯は豊かだったんでしょう
    働くのは人間の美学のためである 静かに死ねたら一番
    「捨てる情熱」という不思議
    夫婦は何十年もの間、手を貸し合って来た
    忘れられることは幸福そのもの
    いい離婚は経験豊かな人にしかできない
    余計なものはもう買わない 運命に対するお礼
    哀しさを知る時期を持つ 古屋で死ぬのが一番いい
    苗字の違うものが同じ墓に入るということ
    すべて始末していく、すがすがしさ
    晩年の義務は、記憶さえ押しつけがましくは残さないこと 地球上のあらゆる地点が墓なのである
    相続―多く働いた者が多く取る
    さわやかな空間 何も残さないのが子供孝行
    減らすための「一目瞭然」の暮らし 希望は持ちすぎないこと 私の家には表示がない
    愛は恋愛だけではない 写真は極力減らす 

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    投稿日:2020.10.16

  • musamika

    musamika

    キリスト教をからめた
    生と死の問題について
    曽野先生はやはり 凛としたものを
    お持ちだと思います
    私はキリスト教者ではありませんが
    常に死を思う メメントモリ という
    警句は 非常に心近しいものを感じますので
    心に刻んで生きていきたいと思う本でした
    続きを読む

    投稿日:2020.06.08

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