ホテル・アルカディア

石川宗生 / 集英社文芸単行本
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 2.8
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ブクログレビュー

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  • kirimisakana

    kirimisakana

    このレビューはネタバレを含みます

    奇妙で納得のいく物語集。星5つ。

    一篇一篇のなかでは、推定されるジャンルの短編小説として、「体をなしている」し、なるほどこういう読後感を目指した掌編なのか、と納得いく

    ところが、『都市のアトラス』で語られた『手』のように、一篇ずつの重なる部分を「重複」として意識したら。あるいは、同じモチーフ(同じ人名や、かすかな類似)を三次元的に、別の方向から接続した部分がある「繋がり」として意識した途端、事情は変わってくる。

    この異質な感じは何だ?

    ホテル・アルカディアには結局何が居て何が起きてどうなったのか?

    それすら、多層的に、冗談じみた短編7名義で語られる。「一本の糸を辿るようにして大団円」
    タイプの娯楽物語を求める人にとっては、ストレスのたまることこの上ないが、
    「手触りすらはっきりした絹の手袋を片手に、ためつすがめつ、それを着用していた ”中身”については本当に人間だったかどうかさえ分からない」
    ことを楽しむ、幻想の愛好家にはたまらない娯楽となろう。

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    投稿日:2021.02.02

  • solala06

    solala06

    海外文学っぽい、物語がつながってるんだかつながってないんだかわからない不思議なオムニバス小説ってあるじゃないですか
    それを国内作家が書いたらこんな風になりましたって感じ

    投稿日:2021.01.04

  • 293

    293

    なんとなく言いたいことはわかるけど
    人になんて説明すればいいか分からないものか
    全然意味が分からないの二択。
    だから、人にお勧めしづらい。
    けど、発送がぶっ飛んでておもしろい。

    投稿日:2020.11.29

  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    うーん、難しい。
    いわゆる千夜一夜物語、一つ一つの短編は独立しているようで、語り手たちの意図とつながっているようで…。そのつながりを上手く探りあてて思索に乗り込めると、どっぷり世界観にはまれると思うのだが。

    残念ながら、根気や読解力、想像力、哲学的なスキルが足りず、短編集としての面白さを味わうところまでしか追い付けず。

    「あなたの文は哲学がない」とけなされたトラウマがここにきて蘇ったわ、まったく…
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    投稿日:2020.11.20

  • wasabi

    wasabi

    このレビューはネタバレを含みます

    都市のアトラスでチママンダの街を昇り訪ねるのがせいぜいで、あ、いや、文化のアトラスでは指の糸をたどるあやのない運命の旅もあったろうし、性のアトラスならゾンビに誘われてついに堕ちたのだし、思い返せば愛のアトラスでは肌の上で動物が徘徊するうちに人類の進化と戦争へと通じたんだっけかと、いくつかフラッシュバックするものの、どの芸術家が語るアトラスにも誘われることもなく、あたしゃどうでもいいとして、はたしてプルデシアは救われたのだろうか。

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    投稿日:2020.09.15

  • tomoyasu727

    tomoyasu727

    全国の目利き書店員が驚倒・・らしい
    全国民注目・・らしい

    「目利き」でも「国民」でも無かった
    自分が悲しい

    投稿日:2020.09.14

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