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小島俊一 / PHP文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
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ともぞー
銀行から経営が地元の書店に出向し、企業再生していく物語。池井戸さん作品の物語として読むよりは物語を通じて会計やマーケティングの基礎を学ぶ側面が強い。 (物語も面白いが、会話に無理やり感が少し散見された…ため) 経営者やマネジメント層、会社経営視点で読めるので、非常に勉強になる。 特に、会計やマーケティングの話が多いので、ここから興味が出れば専門書に進むみたいな活用の仕方もいいと思います。 個人的にはセレンディップのように、カスタマ思考の定性的な部分も書かれていたので、満足度が高かった。 あとBar白樺の奈央子がスーパーウーマンすぎて、あんな飲み屋があるなら行きたいと思った。続きを読む
投稿日:2023.04.02
NAMI
決算書について小説仕立てで説明してくれるわかりやすい入門書でした。銀行から出向してきた鏑木が本屋を再建する物語が面白く、半沢直樹シリーズに似ていたこともあったので心躍りながら読める1冊でした。 決算書…なんて読む機会はほとんどないし、職種によっては永遠にみないかもしれません。そんな方でも、なんとなくこんなイメージなのか! と伝わってきます。 また、名言もちょくちょく出てくることから自分の立ち振舞いを振り返る良い機会になります。続きを読む
投稿日:2023.03.29
しんや012021
ストーリーも面白く読みやすくて良い本。 倒産寸前の会社が、どんどんよくなっていく中で関係性がかわり、外者だった主人公が頼られるようになっていくのは、わくわくする内容だった。
投稿日:2023.01.03
がちこ。
※Kindleで読了 銀行マンが破綻寸前の書店チェーンに出向し経営を立て直す、という言わば半沢直樹的な話なのかなと思いきや、敵をバッタバッタ倒す気持ちよさを味わう小説ではなく、会計知識やマーケティング…、コーチングなどのビジネス知識を得られる実務的な小説であるのがとても興味深かった。 実際は、色々な知識が散りばめられているので、物語の展開として不自然なセリフとなっている所があるのは否めないけれど、この小説の凄いところは、全てがフィクションではなく、経営のエピソードやアイデアの中に、著者が実際に行った事業が盛り込まれている点であると思う。 「結局物語の中のお話でしょ」と我々が読みながらどこか逃げ腰で鼻白んでしまうのを許さない説得力がある所が最大の強みであると思う。 解説でもあったが、感情である熱意と冷静さを伴う数字への執着は両立するのは難しい。 でも、その大切さがこの本には詰まっている。 これから社会で揉まれる若手社員にもぜひオススメしたい。続きを読む
投稿日:2021.12.26
tetsu
小売業界にいる方に特にオススメだと思います。 色々な気付きや、お金の味方や考え方のヒントを得られると思います。 「小説」という視点から見ると、 言い回しに違和感があることがあります。
投稿日:2021.09.04
noguri
結構、他の人の評価が高かったので、読んでみましたが、 個人的にはそこまでの面白さはなく、ちょっと中途半端な印象。。 この本の良さは、小説としての面白さに加え、 ビジネスの勉強にもなるという2倍の楽し…み方ができるとこころにあると思うのですが、 小説の面白さは、やはりもの書きのプロではないので、 ビジネス系の小説を書かれている作者には遠く及ばないですし(ただし、ここは致し方ない側面も…)、 ビジネスの学び面で見た時も、総花的で少し中途半端感はあり、 やや残念感が否めません。 ただし、就活生(特に本関係の会社を希望する就活生)などは、 これくらいのレベル感から読み始めるのはちょうど良いかもしれないです。 ただ、所々出てくるリーダーシップ系の格言は、 とても学びになりましたし、 著者自身、本屋の再生の失敗と成功のどちらも経験されているようで、 著者の経験が所々入っていると思われる個所は、とても良かったです。 読む人を選ぶ本かもしれないですが、ニーズにマッチする人は、 手に取って読んでみても良いかもしれません。続きを読む
投稿日:2020.11.09
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