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桐野夏生 / 文春文庫 (41件のレビュー)
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浅間山荘事件や連合赤軍の事は ドキュメンタリーで見た事があったが 女性は永田の事を中心に事件の事を語る 事が多く、山岳ベースで妊娠した女性達が 何故凍える雪山で何を目的とした活動を しようとしていたの…がこの小説で 初めて触れられ、空恐ろしい発想だと 思った。 生き残った啓子の身体の芯には、未だに 燃え残る当時の微かな火種が残っている。 全て過去を否定する事も出来ず、誰かに 自分のした事を理解して欲しいと言う 狭間で揺れている。 改めてこの事件の悲惨な若者達の最期は 忘れてはならない。 続きを読む
投稿日:2024.03.15
さあら
リンチの描写が全然ないのなんで ジムのおばぁたちとかめっちゃ想像できるわかりやすぅだったから余計に残念 実は息子でしたみたいな安いやつ急にぶっ込んでくるの萎え
投稿日:2024.03.03
tetto
筆者得意の実在の事件の人物を掘り下げた物語。 人物描写がとても上手い。 自分が生まれる前の事件で名前ぐらいしか知らなかった「浅間山荘事件」と「山岳ベース事件」を思わずWebで調べてしまいました。
投稿日:2024.02.28
torahiko
以前に何冊か読んだ、桐野夏生の小説。 週末に行った図書館で目に入り、借りた次の日に読了。 あまり詳細を知らなかった学生運動末期のリンチ事件や「総括」の実態が描かれて興味深い。
投稿日:2024.02.05
ばあチャル
昭和の半ば1970年代にもとんでもない事件がいろいろあった。「連合赤軍のリンチ殺人」もそう。「永田洋子」という氏名は忘れられない。この小説はその事件に参加してしまった女性のその後の人生を虚実まじえて描…いている。 主人公西田啓子は前期高齢者の仲間入りが間近、事件の秘密を抱え、出所後目立たないように生きていたのに2011年2月「永田洋子」が獄死したことによって、昔かかわった仲間にも居場所を知られてしまい、フリーライターの取材を受けないかと迫られる。それは断るのだが身内にもさざ波が立ち、決別したかった過去がよみがえる。結末はあっけにとられるが、あり得ると思わせる・・・。 「革マル派」「赤軍派」の特殊な団体の異常な事件だけれども、人間が共同社会で生きていくには避けられないことが含まれているのかもしれない。そののちの「オーム事件」でも知識人があり得ない行動をした。その時「なぜそうしたか?」はなまなか解明できるものではない。続きを読む
投稿日:2023.08.21
tantan
元連合赤軍メンバーの女性を主人公としたお話。リアリティーがあり引き込まれるが途中から飽きてきて流し読みとなってしまった。
投稿日:2023.04.29
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