【感想】石舟斎・宗矩・十兵衛 柳生三代記

嶋津義忠 / PHP文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nur1202

    nur1202

    石舟斎の若い頃が描かれているのがそもそも珍しいですね。
    主役の三人より、周囲の人たちの方が印象深いのはどうかと。
    とくに、宗矩の微妙な薄さ加減がね。(^^;
    ごく普通なというか、特殊な設定のない一冊という印象でした。これはこれで。続きを読む

    投稿日:2018.11.12

  • 征夷大将軍

    征夷大将軍

    「徳川将軍家の剣術」として、天下に広く知られた柳生新陰流。しかし、そこに至る道筋は決して平坦なものではなかった!大和の一土豪の家に生まれ、剣聖・上泉伊勢守秀綱の門弟となり、柳生新陰流を打ち立てた石舟斎(宗厳)。彼の人生は、筒井順昭・順慶父子や松永久秀に属して戦塵にまみれる、波乱に満ちたものであった。そして、その柳生新陰流をもって徳川家康に仕え、将軍家兵法師範となる息子の宗矩。豊臣政権によって領地を没収された柳生家の再興を成し遂げた彼は、治世に生かす剣の道を模索していく。さらに宗矩の嫡男に生まれ、祖父・石舟斎のごとく傑出した才能に恵まれた十兵衛三厳。父に反発しながら純粋一途に剣の道を追求していく彼は、新たな境地へと足を踏み入れる……。戦国争乱から江戸時代の泰平へと世の流れが移り変わる時期、それぞれに「剣」を極めるべく歩み続けた柳生家の三代、石舟斎・宗矩・十兵衛の人生を描いた力作長編小説。

    内容(「BOOK」データベースより)
    大和の土豪として戦塵にまみれながら、剣聖・上泉伊勢守の門弟となり、柳生新陰流を立てた石舟斎宗厳。豊臣政権下で没落した家を再興し、将軍家兵法師範として治世に生かす剣の道を歩んだ但馬守宗矩。傑出した才能に導かれ、「負けぬ剣」を追求した十兵衛三厳。戦国の争乱から江戸の泰平へと移り変わる時代の中で、それぞれに「剣」を極めるべく歩み続けた兵法者三代を描く力作長編小説。

    2008.5 読了
    続きを読む

    投稿日:2008.05.04

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