【感想】小説 松平三代記

嶋津義忠 / PHP文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kiyosi

    kiyosi

    このレビューはネタバレを含みます

    戦国乱世を完全に終わらせ、天下泰平の時代を切り開いた徳川家
    康。その偉業の陰には、祖父・松平清康、父・松平広忠の二代にわたって続い
    た悲劇の歴史があった。
    松平清康はわずか十三歳で宗家の家督を継ぐと、疾風のごとく大地を駆け巡り、
    三河全域の統一をなしとげた英傑だった。しかし、戦陣で家来に襲われて思いが
    けない最期を遂げ、三十五歳にして天下を目指す覇業は挫折してしまった。
    清康の突然の死は嫡男・広忠に命の危険と苦難の人生をもたらした。その不遇
    に耐え、自立を模索して苦闘した広忠もまた家来の手にかかって若い命を落とし
    た。
    人質の境遇から戦国の世に人生の第一歩を踏み出した家康は、二代続いた負
    の連鎖を断ち切り、戦国大名として飛翔する。そして、祖父、父が示した二つ
    の生き方を我が身のうちで一つにまとめあげ、「戦のない時代」の礎を築いた。
    乱世の波に翻弄されながら、戦い続けた松平三代の男たちを描き出した力作長編
    小説。

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    投稿日:2009.11.16

  • 上総介

    上総介

    松平清忠・松平広忠・徳川家康の三代の物語。この三代を文庫本1冊で書くのは難しいだろうなぁという読前の思いは、「家康の巻」でかなり時代を飛ばすことで解決しています。意外なのは「広忠の巻」の部分が結構厚く書かれ、彼の器量がなかなかのものとして書かれているところでしょうか。

    2009.3.2読了
    続きを読む

    投稿日:2009.03.04

  • みん

    みん

    松平清康のことを書いている小説で、結構面白く読めた。調べてみたら、いま、宮城谷昌光がまるっきり同じ題材で書いているんだな。

    投稿日:2007.01.20

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