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京極夏彦 / 集英社文庫 (19件のレビュー)
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まれー熊
このレビューはネタバレを含みます
大体「今回はこの人のことかな?」と気づくのだが(演歌師の方は存じ上げず)松岡國男だけは誰だっけな?という感じで、途中で調べるのも敢えてせず、最後ああああ!となった笑 詩人→農政官僚というイメージが全然なかったからだろうけど…。探書拾「変節」は、話の流れと最後の店主からハルへの言葉におお…と鳥肌が立った。 「常世」は、読みながら唐突に「そうか…大事な人が死ぬということは、生きているその人と話をすることは二度とできないということなのか…」と今までで一番深く理解した気がして、思わず軽く鼻をすすった。
投稿日:2020.11.29
greenflash
濃い。 今回もとびきり洗練された言葉の渦に 呑み込まれてしまいそうだった。 ほぼ全編でオマージュされた柳田國男の 頭の中まで覗き込んだような感覚に 思わず眩暈すら覚えた。 今作の狂言回し 塔子の存在も大きい。 実在の偉人たちとのやりとりは格別。 早くも三作目が待ち遠しい。
投稿日:2020.09.30
文学女史
やっぱり京極夏彦の作品は凄い。 精神的に安定する。 実在の人物が登場するので 書楼弔堂を読んだ後に読むと色々想像が膨らむ。
投稿日:2020.08.30
松本健
前作は、京極作として少し物足りなさがありましたが、今回は待ってましたとばかりに京極節の如く「ご主人」が大いに語ります。 京極夏彦を楽しみたい方にはお勧めです。
投稿日:2020.07.31
ごろごろ黒猫
面白かった! 前作と違って、今回は女学生の塔子の視点で語られる連作短編集。 これといって大きな事件があるわけではないけれど、いつまでもいつまでも読んでいたくなるような、心地の良い世界観。 続編はも…う出ないのかなぁ。続きを読む
投稿日:2020.06.17
hitoyan
ハードカバーで購入して、すぐに読んでしまうのがもったいなく感じられ積読のうちに文庫版が出て、ブクログの本棚に登録しようとしたら、もうハードカバー版が出てきません。フレーズにも登録したのですが、だから、…フレーズのページはハードカバーのものです。 「やはり」というか「さすが」というか、 京極夏彦、面白く読み終えました。 最も気に入ったのは最終話です。私の母が私が幼児の頃から話してくれていたことと同内容、とでも言いましょうか、母の言葉を思い出しながら読みました。 「死んだら生きている人の心の中に住むところを変えるの。だから、誰かに憎まれていたら、死んでからずっとつらいことになる。好かれていたら幸せなところで暮らせる。それが地獄と極楽。憎んでいる人はなかなか忘れてくれないし許してくれないから、地獄の方が長くなってしまうんだよ」園児だった私が「蜘蛛の糸」を読んだ後に「地獄って?」と母に聞いたときの返答がこんな感じでした。 それはさておき、このシリーズの趣向、大好きです。言葉の調べも大好きです。 狂言回しの彼女は薩摩武士の家系……薩摩武士と言えば、最近の新シリーズで(「天狗」)でも薩摩士族の家が出てきましたね。ちょっと苗字は違うようですが、関連があるのでしょうか。 今後、他のシリーズとの関連性(古本屋だけでなく、他の登場人物のつながりも)も拵えてくれる(明らかになっていく)ように期待しながら次作を待ち侘びています。続きを読む
投稿日:2020.05.16
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