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平松洋子, 画・下田昌克 / 文春文庫 (24件のレビュー)
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mizuiro
今回もクスりと笑い、時にしみじみしながら読了。とっさの箸置き、すごいなぁ。私だったら普通に器に立てかけてしまう。そんな頭がなかった。もう出会うことのできない地元メシにも思いを馳せる。小さなお店が少なく…なっていくのはやはり寂しい。続きを読む
投稿日:2023.05.02
gaaco
最近、平松さんのエッセイにはまっている。 週刊誌の連載だとのことで、一つ一つは短い。 そのため、取り上げる食材、料理、食文化の幅が広く、読み進めてもちっとも退屈しない。 京都の炒り番茶。 ほうじ茶…とは違う。 独特の「煙臭い」お茶だとのこと。 山形の冷たい肉そば。 鶏肉が入った日本そばで、見た目は非常に地味。 でも美味。 名古屋めし、帯広の豚丼、中津川の栗おこげ、根室のさんま…各地のおいしいもの、気になる食材の話は、とにかく読んで楽しい。 まねして作ってみたいレシピもある。 肉団子。 合鴨と鶏肉の合挽は手に入らないけれど、トライしてみたい。 それから、トマト寒天。 もっとも、これは「あさイチ」のレシピだそうだけど。 生のトマトを煮たりするのかと思ったが、なんとトマトジュースを使用するとのこと。 他に味を入れないそうなので、ジュースの分量はどんなものなんだろう。 おいしいものって、高級な食材でなくても、凝ったレシピじゃなくてもいいらしい。 断食道場や、菜箸・フライパンのお手入れといった話も興味深い。 閉店したなじみのお店への哀惜を綴った文章は、しみじみした味わい。 食という一つのテーマをめぐり、こんなにも多彩に、世界がひろがっていくんだなあ、と、一冊読んで大満足。続きを読む
投稿日:2023.04.16
橘
このレビューはネタバレを含みます
巻を重ねても毎度毎度美味しそうでした。 だいたい、こちらとは離れた地域にあるお店や食材なので、ずっと目新しいものもあるのがすごい。 缶入りのお菓子は何歳になっても心ときめくお菓子です。缶が素敵なだけでは買うことはないけど、お菓子が美味しそうな上に缶もかわいいとなると途端に誘惑に弱くなります。仕事がんばったから…とかの一区切りが危険。 馴染みのお店が、店主さんたちの高齢で閉店になってる描写に切ない気持ちになります。行けるときに行っとかないと…と改めて思いました。
投稿日:2023.03.18
hazel8483
食べものの香りというのは 本当にもう、キョーレツですよね。 好きに振れるか嫌いに振れるかが、ちょっと微妙だけど。 好きに振れたとき漂うその香りにすら幸せを感じる。 そんなソウルフード(笑) 551の蓬…莱♪ なんか今回の巻は、味園ユニバースやら 奈良漬けやら湖北の名物やらと 関西にも足を運んでくれてて嬉しいなぁ。 他にも「炒飯の音」「コッペパンを盛岡で」や お母上とのやりとりが温かい「今年の栗ごはん」 私も使ってたゴーフルの「夢の空き缶」のことなど いつも通りにどこを読んでも楽しい1冊でした。 挿絵に関しては、下田昌克さんになりました。 シンプルで力強い。続きを読む
投稿日:2022.04.10
そ
平松さんの食エッセイ。 素朴だけれど魅力たっぷりな食べ物たち。 旅先で出会う、そこでしか出会えない食べ物たち。 深夜のちくわ。新大阪のぶたまん。実家の栗ごはん。 食は、文化で、旅で、出会いで、…人生だなあと思う。 実家の栗ごはん、食べたい。続きを読む
投稿日:2021.09.25
いし いるか
内田百閒の『御馳走帖』を挙げて、「食べものについて忘れがたい随筆を挙げよ、といわれたら、わたしは真っ先にこの一編を脳裏に浮かべる。」と平松洋子さんは書いているが、ワタシにとってのそれは間違いなく平松洋…子さんのエッセイ集である。 続きを読む
投稿日:2020.11.04
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