【感想】身銭を切れ―――「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質

ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月衛, 千葉敏生 / ダイヤモンド社
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
11
8
5
0
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ブクログレビュー

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  • sou (08thse)

    sou (08thse)

    『ナヴァル・ラヴィカント』にて推薦されていたので読んでみました。

    翻訳本であり、中身も重めの本。ビジネス書と言うよりは読み物として消化させていただきました。

    投稿日:2024.02.19

  • tabutaka

    tabutaka

    レビューはブログにて
    https://ameblo.jp/w92-3/entry-12799902728.html

    投稿日:2023.04.23

  • ケイケイ

    ケイケイ

    エルゴード性

    本書のカジノの文脈でいえば、ギャンブラー集団の集合的な統計的性質(特に期待値)が、ひとりのギャンブラーの一定期間における統計的性質と等しくなる場合、エルゴード性が成り立つ。この場合、アンサンブル確率が時間確率に近くなる。エルゴード性が成り立たない場合、観測された確率から、破滅(吸収壁、〝ケツを割る〟水準)の存在する戦略のペイオフへと、リスク特性をそのまま移行することができない。
    つまり、確率的に持続可能とはいえない。

    ウォーレン・バフェットの話に戻ろう。彼は費用便益分析で数十億ドルを稼ぎ出したわけではない。むしろ、彼は高い基準を設定し、その基準をクリアしたチャンスだけに狙いをつけた。「真の成功者はほとんどすべてのことにノーと言う。それが並の成功者と真の成功者との違いだ」と彼は言った。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.28

  • D-Rinn

    D-Rinn

    かの有名な「ブラック・スワン」の著者だとは露知らず、不確実性を一貫したテーマとしたシリーズの最新作。

    前作からの用語や思想を前提に構築しているところもあり、今作から仲間入りした私には少しとっつきにくいところはあったが、こんなにも歯に衣着せぬ物言いをする人だとは想像していなかった。むしろ好印象なのだが。

    身銭を切っていない高みから理論だけを振りかざした正論なんてものは、信用に足らない。世の中の非対称性や少数決原理という考え方は、個人的に新しい観点かな。大多数の意見よりもモノ言う数人の意見に、物事が決定してしまうなんてざらにあるという実感。

    提示される用語が若干専門的かつ数学理論に基づいているので、著者の意見の裏づけまで理解するに及ばないが、上澄みだけでもなんとかくみ取れたか。テールカーブの外れ値のようなリスクを何回でも繰り返せば、そこにあるのは破滅という見解。外れ値を度外視している主張は言語道断と、われらがスティーブン・ピンカーを目の敵にしている姿勢は新鮮だな。

    つまりあなたの意見はアンサンブル確率と時間確率の不一致で非エルゴードだよね、なんてしたり顔で言えるようになることが目標。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.27

  • kimukeng

    kimukeng

    ナシーム・ニコラス・タレブの反脆弱性に続く著書。リスクをとって生きる事の勧めを書いている。前作同様、内容がなかなか難しい部分あるが、面白い。有名な人をトコトン貶す部分も相変わらず。あまりやりすぎて他の人から暗殺されてしまわないか心配になるぐらい。語っている基本骨子は変わらないが、次回作にも期待したい。続きを読む

    投稿日:2022.06.18

  • ちゅん

    ちゅん

    リスクの大事さと関わりについて書く本
    リスクがあるおかげでいいことがたくさんある。避けがちだけどあるとためになるリスクとの付き合い方のいろんな事例が乗っているので考えるきっかけになる。

    投稿日:2022.03.25

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