【感想】アリバイ崩し承ります

ミステリーとしては少し物足りなさも感じましたが読み進めやすいので、まずはこの本からミステリー小説にチャレンジするのもオススメかも。

時計屋さんが事件を解決するお話
時間がアリバイを崩す鍵って分かってるので、途中で何となく気づくのよね…
傾けて写真とった？部屋の時間ズラした？
友人の記憶が曖昧になるように細工するって無理ない？何かし…た日にちって、だいたい分かるよね
そん時は分からんくても、後ほど思い出すはず
そんな曖昧なトリックって信じれん

これを読みよった時、浜辺美波ちゃんでドラマ始まったから超驚いた!!続きを読む

どなたでも安心してテンポ良く、何にも邪魔されずミステリーをちゃんと楽しむことができます！！
お茶飲みながら話をするだけで全部解決しちゃうウサギちゃんだなんて、、これがドラマ脚本なら、「捜査に関わる探偵…気取りの民間人」になってしまうんでしょうけど。
それにはあまりにも天才すぎるし、そうはならないのがぐっど続きを読む

派手さや目新しさのようなものはないけれど、謎解きの面白さが詰まっていた。大山誠一郎さんの作品は初めてだったけど、他の作品も読んでみたいな。

街中のこじんまりとした時計屋さん（小柄な女性）が、警察官でも解き明かせなかったアリバイ崩しを請け負うという話。
そもそもなんだけど、こんなにアリバイ崩しが必要となる事件が連続することってそんなにある？…（笑）
という意味ではリアリティがない。

更に、なんぼお祖父さんからアリバイ崩しの教育を受けたとしても、実際の犯行現場を見ることもなく、刑事の話だけでアリバイ崩しができるとは到底考えにくい。その意味でもリアリティが乏しいとは思う。

名探偵コナンくんのように、犯罪に巻き込まれる率が史上最高の小学生と同じくらいにフィクションの中でしか存在し得ない状況なので、読み物としては面白いのだろうが、リアリティを求める私としたらどうも納得感が得られなかった。続きを読む