主君 井伊の赤鬼・直政伝

高殿円 / 文春文庫
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  • t254

    t254

    井伊直政に仕えた木俣森勝が主人公の小説。武士の奉公を通じて、主君とはどういう存在なのかを主人公が考えていくのが面白い。
    個人的には井伊直政が徳川軍の筆頭家臣として、歴史の転換点で重要な役割を果たしたことが、興味深かった。例えば、小手長久手の戦いで豊臣軍に勝利した徳川軍は、豊臣からの和平を拒否しようとする。しかし、井伊直政はこれが豊臣政権からの挑発であることを見抜き、和平をすることで、豊臣政権と戦争せず兵力を減らさないで住むと家康に進言し、このタイミングで北条氏との同盟を強めるよう提案する。もし、この進言がなければ、家康は秀吉と再度戦争をして、大幅な戦力ダウンになり、ひいては天下統一ができなかったかも。
    また、小田原合戦のときにも命令を無視して一番槍で攻撃に出る。これが結果として、北条家の動揺を生み出し、秀吉の勝利へと繋がる。
    そして、なんと言っても関ヶ原の戦いで井伊直政が果した役割はデカイ。豊臣秀吉側にいた黒田官兵衛を調略し、黒田官兵衛から加藤清正など有力な家臣を家康側へ取り込んだ。関ヶ原の合戦は東軍が西軍の将軍を囲い込んだことが勝因の一つとされているが、井伊直政が居なければ、ここまでスムーズに交渉が進まなかったはずだろう。
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    投稿日:2020.05.29

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    【おまえの“主君”は誰だ──。赤鬼と呼ばれた井伊直政の生涯】井伊家再興の星として出世階段を駆け上る直政。命知らずの直政に振り回されながら傍で見守り続けた木俣守勝の目からその生涯を描く。

    投稿日:2019.11.12

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