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畠中恵 / 双葉文庫 (12件のレビュー)
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のんびりの読書家
時代劇もの以外の畠中さんの小説はこれが初めて。 「しゃばげ」の文体の軽やかさがなく、少し戸惑ったが、一話完結のオムニバス形式で楽に読めた。
投稿日:2023.10.24
よずり
このレビューはネタバレを含みます
個人的には特別面白い!という感じではなかった。 全体的に非現実的で、自分が酒場についてる監視カメラになったかのような、物語から2,3歩下がったところから見ているような感覚で、特別誰かの話に共感することもなく終わってしまいました…。
投稿日:2023.06.10
橘
結構シビアだけれど軽く読める不思議なバランスの本でした。「酒場」、行ってみたい。面白かったです。 百均で売られている缶「とっても不幸な幸運」、それを(だいたい「酒場」で)開けることで巻き起こる悲喜交交。 健也の名前も知らないけど懐かしい感じのするお友だちの話、立花さんの『棺桶屋』の爆弾話が特に印象深かったです。棺桶屋みたいな、本人は軽犯罪なのに関わった人が死んでしまうような人いそうだけど質悪い…報われてよかった。。 のり子ちゃんが見た幻覚?はスルーされたけど本当のところどうなんだろう。他のは酒場で開けてたから集団幻覚だったけれど。百均で売られている謎缶、これからも常連さんたちは持ち込んでワイワイやってそうでした。
投稿日:2022.09.27
くるり
心に訴えかけるような話ではないが、読み心地が良かった。癖があり色々抱えてそうな人たちが「酒場」では竹を割ったような雰囲気なのがすっきりとした文章から伝わってきて、余計な引っ掛かりを覚えず気を楽に読み終…えられた。続きを読む
投稿日:2022.09.06
はち
短編集でさらさらとすぐに読み終わる軽めの1冊。 すごく心に残るわけじゃないけど、読み終わったときに少し温まる?ような休憩にちょうど良かったです。解説にも書いてあったようにドラマ化するならこの俳優さん…だな〜とか想像しながら読んでしまいました。続きを読む
投稿日:2022.03.20
マルプー
単行本での刊行当初に既読で再読。武闘派の店長と常連の客が集う新宿の「酒場」という名前の酒場が舞台。何故か百円均一で見つけた「とっても不幸な幸運」と書かれた缶を開けると不可思議な事が起こり、店長や常連客…が解決していき、最後はちょっぴり幸運な結果となり暖かい気持ちになる。短編6話、2話目からその缶開けるなよ、わかってるでしょと言いながら開けるが、どんな不可思議な事が起こるのか楽しみながら読める。6話目は先代店長からの回想の話、終章は常連客のご帰還のいい話。ファンタジーミステリー感で面白かった。続きを読む
投稿日:2020.01.20
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