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プラトン, 渡辺邦夫 / 光文社古典新訳文庫 (3件のレビュー)
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サマ
このレビューはネタバレを含みます
素直な青年テアイテトスを相手に「知識とは何か」を問答する対話篇。この問いにテアイテトスとソクラテスは「知識とは知覚である」「知識とは真の考えである」「知識とは真の考えに説明規定が加わったものである」と3つの仮定を立てて検討するが、結局どれも否定されて終わるという久々にソクラテスらしい結末である。独自の親切丁寧な見出しに100ページ超の解説がついているが、それでも難解だった。テアイテトスくんが素直で前向きに議論についていく分、展開はスムーズなんだけど。特に最後の方の字母がどうとか、全体と全部の違いとかの辺りが解説を読んでも理解が怪しい。「ソフィスト」とテーマ的に繋がっているようなので、そちらも読んでみることにしたが理解できるか不安が募る。「パルメニデス」のときもそんなことを書いた気がするが…。
投稿日:2024.01.19
ふゆ
トピックとしては興味深く読んだけど、後半からついていけなくなった。二回目チャレンジして、前半はよりすんなり入ってくるように思ったけど、やはり似たようなところから苦戦。 解説すらついていけなかった…涙 … ほかのプラトンの作品を読んでから、また戻って来たい…!続きを読む
投稿日:2022.01.23
クマオ
今までになく難解と言うかあちこち分散してしまって、とりあえず注釈を置いといて読み進めることでどうにか見失わずについていけたか。 口調が他のものと違ったのでそれもちょっと原因かも。
投稿日:2021.08.15
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