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村上凛, 館川まこ / 富士見ファンタジア文庫 (1件のレビュー)
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タカツテム
希咲帰還から始まる第4巻 これまで景虎と心の協定を知っている者は居てもプライベート空間を共にして近くから二人の関係性を見続けた者は居なかった 希咲から景虎と心はどう見えているのか、そして進みゆく恋人を…手にする活動が軌道に乗るに連れ、それぞれの胸の内にせり上がっていくパートナーへのグツグツした想いの丈。 そういったものがこれでもかと描かれていたね 希咲、心、景虎の3人で参加することになったコミケ。 元から綺麗で可愛い女子二人組だけでなく、景虎までリア充側として見られる描写が面白いね 物語初期ではその見た目や服装を心から山のように駄目だしされていた景虎 がここまで変化できたのは間違いなく心のお陰だし、心は心でこの巻でユーヤと急接近できたのは景虎の助言のお陰 ひょんな事から始まった二人の協定関係は確かに上手く回り始めている ただ、一方で上手く回ればあらゆる局面でパートナーの協力が必要とはならなくなるわけで 心は景虎が世話を焼かずともユーヤと出会えたし、合わせの約束も交わせた 景虎も心の助言を得ないままに依怜菜と親しくなり、デートからの告白まで辿り着いた パートナーの協力が必要ないまま、恋人が作れそうであるならそれこそ協定関係なんて不要なんじゃない?という話になってくる 景虎と心、二人の関係は協定関係があって初めて成り立つもの。それが無くなってしまえば、二人の関係はあっという間に瓦解してしまう。そこに協定以外に一緒に居たい理由がない限りは 互いに相手を理想の姿だと伝え合い、一度限りのつもりで挑んだデートで諦められず景虎に想いを伝えてしまった依怜菜 希咲に「心は景虎と付きったら良いのに」と言われて何も反論できず、景虎と依怜菜が付き合うと知って驚きの反応を返してしまった心 次巻は3人の関係性が大きく動くことになりそうだ それにしてもこの巻で登場した希咲はテンプレと言えるほどにコテコテのツンデレ妹キャラだったね 小さい頃は兄の景虎と同じ趣味を共有していたのにある時期から離れていくようになってしまって。それが心が間に立つようにしてオタク活動を共有する内に互いのしこりが取れていくような展開はたいへん好みなもの また登場してくれないものだろうか続きを読む
投稿日:2020.05.27
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