Kの日々

大沢在昌 / 角川文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • moccoT

    moccoT

    文庫版巻末の、松江松恋氏の解説にもあるように、
    ストーリーの焦点は「三年前の事件では、本当はなにがあったのか」。

    探偵まがいの裏稼業をしている木(もく)は、ケイと言う女から、お宝のありかを調べ出すという依頼を受けていた。

    お宝とは、三年前の組長誘拐事件の身代金8,000万。

    ケイは、犯人グループの一人で、身代金受取役の中国人、李の女だった。
    身代金を受け取ったあと、李は死体で見つかり、8,000万円は行方不明となった。
    犯人達は、消えた身代金は殺害される前に李がケイに渡したに違いないと思い、木に調査を依頼したのだ。

    この身代金は誰が持っているのか?
    李を殺害したのは、誰なのか。

    地味に進行するが、一気に読めた。
    あらすじや文庫の裏書きでは「ケイ」が黒幕なのかどうかが煽られているが、あまり意識せず、素直に読んで良いだろう。

    後半で、その設定は必要だろうか…? と、疑問に思った点もあったが、要・不要で片付けてしまうと、人物像に厚みがなくなってしまうのかもしれない。


    以下、登場人物(若干のネタバレあり)

    【木(もく)、伊藤、木村】
    全て偽名。
    元築地署の刑事で、退職した現在は裏稼業をしている。
    携帯を4台所持している。事務所は銀座五丁目の三原橋近く、赤羽にもねぐらがある。

    【ケイ、元山 京】
    西麻布の雑貨屋「Ks Favorite Thing」のオーナー。
    事件当初は、電広でOLをしていた。
    目元の涼やかな長身美人。

    【李】 黒孩子。留学の名目で来日し、中国マフィアと繋がりのある弁当屋で手伝いをしていたが、ケイと交際してから辞めた。身代金の受け取り役だった。

    【坂本 栄一】犯人の一人。頭が薄くなり始めたヒゲの40代。木のことは、フリーの取り立て屋に紹介された。

    【花口】犯人の一人。年齢は坂本より少し若く、頭一つ分大きい。

    【メール男】犯人の一人。誘拐事件の発案者だが、正体は不明。

    【丸山】丸山組の二代目。30歳前後。練馬ナンバー「9」のコルベットに乗っている。

    【畑吹カズオ】畑吹産業の跡継ぎ。母親の花江はパブ星花のママ。20代半ばの目つきの鋭い二枚目。

    【鬼塚】四谷署の現役刑事。中肉中背で細い黒縁のめがねをかけている。
    続きを読む

    投稿日:2018.08.17

  • m-t

    m-t

    ひとりの中国人の死体が海に浮かんだ。
    未解決だった事件が、2人の元ヤクザからの依頼で、
    雑貨店を営む女性を、木と名乗る男が調べ始めたことから、
    進展する。

    調査対象に恋してしまった木。だが女性ケイの周囲には、
    元恋人李の金を巡って、怪しく危険な男たちがうようよと。

    果たして木の思いは、そして事件の行方は。

    らしい小説でした。
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    投稿日:2018.02.11

  • 相沢雄二

    相沢雄二

    中盤で、あーでもないこーでもないと混乱させすぎ。
    しかも、それを引っ張りすぎ。

    結局、よくわからないまま終盤になっちゃうし。

    主人公とKの交流も、ちょっと物足りない。
    もう少し早めに思いが通じ合うようになっていればよかったのに。続きを読む

    投稿日:2016.06.30

  • kazoodo

    kazoodo

    三年前の事件―やくざの組長誘拐。
    犯人グループは四人。
    当時の組員二人と、絵図を描いた謎の「メール男」、そして、東京湾に浮かんだ中国人マフィアで、「K」の恋人の李。
    身代金は消えた。
    元組員二人の依頼で「K」の身辺を探る裏の探偵・木。
    身代金の行方は?「K」の真意は?事件の真相は?
    パズルのピースがすべて揃ったとき、驚愕の結末が待ち受けていた。
    続きを読む

    投稿日:2012.09.12

  • sang19

    sang19

    このレビューはネタバレを含みます

    刑事じゃないけど探偵?もの。
    最初はなかなか進まなかったけど、途中からは一気にすすんだ、大どんでん返しっていうけど(犯人分からず)だけど、うーん…後味は微妙でした。
    新宿鮫じゃないけど、やっぱり期待度があがっちゃうのかもしれません。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.03.07

  • hamukatsu

    hamukatsu

    面白かった。

    作品の紹介
    闇に葬られた三年前の組長誘拐事件。身代金は八千万円。身代金をうけとった李は、事件から間もなく、白骨となって東京湾に浮かんだという。李の恋人Kの調査をはじめた裏の探偵・木。謎の女Kは、恋人を殺しカネを独り占めした悪女なのか、それとも、亡き恋人を今も思いつづける聖女なのか!?逆転、また逆転、手に汗を握る長編ミステリー。続きを読む

    投稿日:2011.12.10

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