あしたの君へ

柚月裕子 / 文春文庫
(91件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
17
41
25
2
0
  • 引き出しの多さに驚愕です

    柚月裕子という作家の引き出しの多さに驚愕です。ヤクザ、検事、将棋等、そして今回の家裁。どれもが飽きの来ないストーリー展開であり、その取材力には脱帽です。
    本作も、最終章には、きっちり柚月風「驚愕の展開」も織り込まれあり、益々柚月ファンになりました。続きを読む

    投稿日:2021.10.28

ブクログレビュー

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  • horinagaumezo

    horinagaumezo

    修習中の家裁調査官補である主人公が、様々な少年事件や家事事件の調査にかかわり、その深層を明らかにしていく中で、成長する姿を描く。
    踏み込みすぎな調査の仕方にやや違和感はあったが、いろんな人生があるのだということを改めて認識するとともに、他人の人生にコミットする家裁調査官のやりがいとたいへんさを感じた。続きを読む

    投稿日:2021.12.25

  • なんなん

    なんなん

    柚月さんの作品、一冊目です。
    いやー、これは、めっちゃ好き。
    ファンタジー要素あるものがあまり好きでない事に最近気づく。
    だからこそ、最近読んだ者の中でも現実的な内容で、
    人生や、人の想い、価値観など深く考えさせられた。大地、素敵だー!続きを読む

    投稿日:2021.12.02

  • れいちぇる

    れいちぇる

    小説や映画の中では絶対的な正義が存在し、多くは物事を解決に導いてくれるが、現実世界では使命感だとか正義感という真っ直ぐな志が日常に埋もれてしまいがちだ。
    こんな世の中であってほしい、こんな人達がいてほしいと願いながらいつも読み進めている。

    家裁調査官とは、
    一人の人生に深く関わり、明日からの生活を左右する選択をしなければならないという責任がある仕事。
    その為には判断を誤る事は許されない。
    何を感じ、何を求めているのか、救いは何処にあるのか。
    多角的に物事を見定める必要があり、悩んで悩んで苦しんで、上辺だけでは到底分かりようのない本音に寄り添う。

    一人一人のケースをもっと掘り下げてじっくり読みたいものばかりだった。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.22

  • sakuragai

    sakuragai

    家裁調査官と言う職業は知っていても、その内情は知り得ないので、小説とは言え とても興味深かった。
    人の内面に関わる事は日常生活においてもとても難しい事なのに、それを仕事として日々接する難しさ。判断ひとつで人の人生も変わってしまう… 案件は全て違うのだから、慣れてしまわず1つ1つ初心のつもりで望んで欲しい。
    大地頑張れ!この職業は君に向いている。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.17

  • どりあーな

    どりあーな

    ああ、わたしがなりたかった職業ですよ。
    こんなふうに寄り添ってくれる大地くんのような調査官がたくさんいれば、日本はまだ大丈夫、と思えました。大地くんを取り巻く仲間たちも本当に良い人。羨ましい。

    投稿日:2021.11.13

  • 高岡  亮

    高岡 亮

    あしたの君へ 柚月裕子

    1.購読動機
    柚月さんの著書は、初めましてです。
    タイトルの「あしたの君へ」に惹かれて購読しました。

    2.主人公
    静岡県出身。次男。
    父親は漁師。堅い職業であることを理由に公務員を志望。
    そして、母親の友人/家庭調査官のひととなりに惹かれて、家庭調査官の道を志します。

    3.家庭調査官とは?
    著書曰く、裁判官が正確な審議、判断ができる材料、事実の収集を行うこと。
    また、相談者の悩みに寄り添い、どのような進路が更生に繋がるのか? を探すこと。

    4.物語
    後書きにもありますが、柚月さんは「事件そのものよりも、なぜ、その事件が発生したのか?の背景を丁寧に描いた」とあります。

    物語の中の仮定のひとつひとつの事件と、日々報道から流れる悲しい現実の事件は、決して別のものと捉えることは出来ませんでした。

    ①母子家庭の高校生による窃盗。
    ②別居家庭の高校生による同級生への傷害。
    ③夫婦のみの世帯の離婚調停。
    ④子供ありの親権含めた離婚調停。

    主人公が家庭調査官の補佐、見習いとして向き合う事件、相談内容は、きっと全国にいらっしゃる家庭調査官の姿に重なるものなのだろう、、、と考えました。

    事件には、必ず背景、動機があること、そしてその動機は、時には社会的な構造に起因することも改めて認識することができました。



    続きを読む

    投稿日:2021.11.07

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