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今野敏, 五十嵐貴久, 三羽省吾, 誉田哲也 / 双葉文庫 (17件のレビュー)
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総合評価:
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larme
有名作家さんたちが書く短編警察小説。 [消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。 [汚名 五十嵐…貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それぞれの思いが苦しかった。 [シェパード 美羽省吾] 所轄の強行窃盗係の佐田はとんでもなく身体能力の高い窃盗犯に逃げられてしまう。刑事と犯人の追いかけっこがワクワクするほど面白い。 [裏切りの日 誉田哲也] 刑事課課長の本宮は管内で起きた殺人事件を担当するもなかなか捜査は進まない。そんな中捜査一課長からあることを調べてくれと頼まれる。えっこれで終わり?と思ったら背中の蜘蛛という小説の第一部だということが判明続きを読む
投稿日:2023.11.27
zippin
警察小説の重鎮、中堅どころ4人の作家による文庫オリジナル短編集。 偶に読みたくなる刑事もの。 事件が発生して捜査本部が立ち上がる。 本部による捜査では働き方改革なんてもってのほかのブラックな労働環境。…そこにカタルシスを感じてしまうのは昭和生れの名残りか。 本部と所轄、ベテランと若手、幹部と下っ端。 組織、チームならではの人間模様には確執、軋轢が蠢く。 地道な捜査から浮かび上がる細々とした点と点。それを繋ぐ線はベテラン刑事の長年の経験とある種のカン。ベテランは新人若手を育てる。 ま、警察小説の醍醐味は語り尽くせない。 なので見応え十分な長編も捨てがたいが、キレの良い短辺もナカナカ。本書もそんな感じ。続きを読む
投稿日:2023.06.06
nono
このレビューはネタバレを含みます
4つの短編のうち、読んで良かったと思うのは今野敏と誉田哲也。 やはりリアリティが違う。 誉田哲也の一遍は「背中の蜘蛛」に続くらしい。 これはこれで楽しみ。 作品紹介・あらすじ 豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。父親と同じく警察官になった男が、父の起こしたある事件の真相を知る「汚名」(五十嵐貴久)、大好評の萩尾警部補シリーズから「消えたホトケ」(今野敏)、事件解決の端緒に不審な……「裏切りの日」(誉田哲也)、かつてない逃走方法で逃げる犯人を追う「シェパード」(三羽省吾)の4編を収録。
投稿日:2021.04.11
Kazuko Ohta
230頁を切る薄さに4人、結構豪華な作家陣でお得感があります。もしかするとこの中ではいちばん知名度が低いかもしれない三羽さんに私はかつてドハマリしていたことがあるから、本作は嬉しい。 いずれも主役は…当然警官。短編ながら事件自体もじゅうぶんに推理させるもの。そこに作家それぞれ家族や上司や部下とのあれこれを絡ませています。つまりは普通の警察小説ということになりましょうか。 トリの誉田さんの作品には、えっ、ここで終わるんかい!と唖然。そうですか、三部構成のうちの一部なんですか。そっちも買わなしゃあないやん。(^^;続きを読む
投稿日:2020.11.28
nami
警察小説の短編4作品。警察組織のいろんなことが少しづつ分かったり隠語が分かったり単純に物語を楽しむのとは別に楽しめることがある。自分には少し難しい内容もあったけど警察小説を読み続けると解るようになる気…がする。自分の好みとしては家族小説でもある人間味あるものが好きだ。続きを読む
投稿日:2020.11.06
春峯堂
今野敏、五十嵐貴久、三羽省吾、誉田哲也による警察小説アンソロジー第2弾。独立した四編の、趣きの異なる作風が楽しめます。 今回は三羽省吾氏のみ初見で(^_^;) 前作は軽めが多い印象でしたが・・・今回は…読みごたえ充分!特に五十嵐貴久「汚名」と誉田哲也「裏切りの日」は実に楽しく、切なく読みました。 しかも「裏切りの日」は別な長編の一部・・・それも読まなければ!(^_^)続きを読む
投稿日:2020.08.16
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