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米澤穂信 / 文春e-book (170件のレビュー)
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総合評価:
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shizuku7
日本のどこかでありそうなお話。 今の仕事をしていると、突然脈絡もなく、鶴が鳴くことがあることを、感じることが多い日常。そして大事にしたい仕事がおざなりになる。 芽吹きそうな種を気づかれないように抜き…取り、2度と芽吹かないように地中に埋め込む仕事をいくつかしてきました。 火消し、なんてそんな格好の良い仕事ではなく。 今の仕事をし始めてもうすぐ3年。 この時期に、私の手元に来たことにさえ、偶然とは言い切れない力がある気がした。 仕事に対して、起こっている事実に対して、何か善で悪なのかを考えるきっかけになりました。 きっと本に選ばれたのだ。続きを読む
投稿日:2021.01.02
もん
何かある、怪しい、と思いながらも種明かしまで分からなかった。 面白い、実在しそうな話。公務員あるあるなのか? 地方都市の再生を望みつつも予算で無理な話。市長の欲だけで進んでいく…情けない。 そんなこ…とに数年の歳月を取られ働いていた主人公の万願寺邦和。最後読んでていても辛い。一つのコマとして働く下っ端…辛いので星3つ笑 続きを読む
投稿日:2020.12.30
kogakura
このレビューはネタバレを含みます
2020/12/10 読了。 図書館から。 西野さんは裏方工作員って感じなのは分かりつつ、 観山さんもかー…。 万願寺さんが一人奮闘していたと思うと、 悲しいものがあるけれど、 個々の為に頑張れる万願寺さんはちゃんと仕事を している訳で、西野さん達も行政として広い目で見れば 仕事な訳で…。 市長さん早めに決断できたらよかったのにね…。 実際あり得る話なので、物悲しいですね。
投稿日:2020.12.15
Sakamo
短編連作集のような風に物語が進むなか、課長や採用されたばかりの部下が時々「切れ者」的にキラリとひかりながら誰もいなくなった土地に移住した人間の内面に触れて行く。 章が進むにつれ、これはと思うのだが終章…でおおっときた。そうなのだ、きれい事ではないのだ。一気読みしてしまった。続きを読む
投稿日:2020.12.04
kojirok1222
どことなく奥田英朗を連想するが、露悪的、冷笑的というわけでもない。 連作短編集だが、最後にちゃんと落ちも用意されている。 課長の怪しさは読みながら感じ取れたのだが。
投稿日:2020.12.02
よねだ
無人になってしまった村を甦らせるのは相当難題 次々トラブルが起こるし仕事の苦労はいかばかりか 弟との電話での会話、万願寺さんの市職員としての矜持がみえて、その事が余計に物語の最後に効いてくる 万願寺さ…ん、読んでいて『愚者のエンドロール』の奉太郎と重なってしまいやるせなかった続きを読む
投稿日:2020.11.29
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