平家物語

石母田正 / 岩波新書
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
3
8
1
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ブクログレビュー

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  • shokuzaisetto

    shokuzaisetto

    日本を代表するマルクス主義歴史家による平家物語論。「保元」や「平治」にはない平家のスケールをその戦乱の規模から論じたり、平家物語の増補過程を琵琶法師と貴族・民衆との関係性から論じたりする点は、石母田のマルクス主義的史観の面目躍如だろう。続きを読む

    投稿日:2020.09.20

  • mizudori

    mizudori

    作者の登場人物の捉え方がおもしろくて、平家物語への理解が深まりました。特に、平知盛。前から登場人物の中で1番好きだったけど、どうして好きなのか、説明してもらえました。
    西行や鴨長明といった同時代の遁世者と比較して、平家物語の作者の「人間」に対する興味と愛情を論じていますが、それは同時に石母田正氏のそれと通じるものがあるような気がしました。それこそが、1957年に出版されたこの本が読み次がれている理由なのでしょう。続きを読む

    投稿日:2014.08.10

  • yamasan1467

    yamasan1467

    このレビューはネタバレを含みます

    内容はともかく、語り口が面白く思わず笑ってしまったり唸ったり。例えば私たちは歴史上の人物や事件について、「これって当時でもあまり評価できないことしてるんじゃ…」と思っても「まあ昔のことだし、今の我々には理解できないこともあるかもね」と評価を留保することがほとんどだと思うけど、石母田正はきっぱり「いつの時代だろうと、堕落は堕落!」と言い切ってしまう。言い切るのが面白いし気持ちよい。それももしかしたら良くないのかも、と思わないでもないけど、文学論としてならアリかも。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.02.10

  • racdog

    racdog

    昔の本なので、さすがに現在の研究の水準から見て満足できる内容ではないかもと思いながら読み始めましたが、反して現在でもかなり通用しそうな良い内容でした

    投稿日:2014.02.05

  • 今井浩一

    今井浩一

    『平家物語』研究の基礎文献です。本来、歴史研究者である石母田正が書いた作品論です。これを読まずに「平家」は語れません。『平家物語』の物語の進行にそって、その内容を歴史社会学派の立場で論じていきます。

    投稿日:2013.11.06

  • tkkikitgw

    tkkikitgw

    文学論もありつつ、歴史としての平家物語のあり方を論じた作品。
    語物としての作品に主眼を置き、違った切り口で攻めているのが面白い。

    昔の学者は博識だということがひしひしと伝わります。

    投稿日:2012.11.13

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