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深木章子 / 角川文庫 (14件のレビュー)
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Naoty
猫。ミステリー。どんでん返し。 自分が大好きなものがてんこ盛りだ。 おまけに出てくる猫は、うちと同じスコティッシュフォールド。皆さんの本棚で見つけて読みたい!と思った本。 ミステリー的には犯人が予想で…きたし、どんでん返しで一気に現実に戻ってしまい、その理由はネタバレで書けないけど、少し残念だった。 でも事件が起きる前の事務所の感じはとても好きで、こんな事務所で働きたいと思った。 おしゃべりする猫スコティのしぐさや、すねてしまう態度が何とも可愛い。 著者の深木さんも大の猫好きなんだろうなぁ。 読んで良かった。続きを読む
投稿日:2024.02.25
ゆっきー
予想外などんでん返しに唖然。 ファンタジーな世界から一気に現実に引き戻されて、その可能性があったかと感嘆。
投稿日:2024.02.11
HTYM
これまたちょっと変わったミステリだな、ファンタジーだな、展開がちょっときつい……と思っていると風向きが怪しくなって、その後は一気読みだった。正直、中盤が終わるまではのんびりダラダラという感じで、これ読…んでる意味がどこで出るのかわからない部分も多かった。まさかこう着地させるとは思えない、これが僕が最近深木章子作品にハマってる理由なんだと思う。そして他の作品と繋がる登場人物が出るのも良い。これは深木章子氏の理想の人物なんだろうか。続きを読む
投稿日:2023.02.05
Anno
法律事務所の事務員・花織は事務所で飼っている”お喋りする猫”のスコティと噂話に花を咲かせている。 ある日、花織はスコティに「いま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」と推理勝負を…仕掛けられる。妖しい依頼人たちに想像を膨らませる1人と1匹だが、やがて事件は現実のものとなり……。 法律事務所事務員の女性が、事務所の猫とお喋りしながらその猫が作ったという事件について考えるミステリ。 猫のスコティがちょっと生意気でかわいいです。 色々本を読んでいると、猫が喋るくらいだと全然驚かなくなりますね。 猫が話す小説なんて普通。そういう人にこそ読んでほしい一冊。久々にすとんと綺麗に騙された感じがしました。 猫が考えたミステリから作中作を絡めた現実の事件へと発展し、展開がどんどんと変わっていって読んでて飽きません。 作者の深木さんて元弁護士なんですよね。という事は、実際の弁護士事務所もこんなに情報の取り扱いが杜撰(な所もある)んでしょうか。作者さんの前職を知っていると余計心配になりますね……(笑) 版によるものもあるかもしれませんが、巻末に載っている文庫本紹介が猫に関係する小説まみれで、統一感あってちょっと良いなと思いました。続きを読む
投稿日:2023.01.19
まるまるまるこ
このレビューはネタバレを含みます
しゃべる猫スコティ、、かわいい。 推理小説書いちゃう、スコティ、ほんとかわいい。 第一部はスコティから目が離せない。 第二部の花織さんが統合失調症というあたりから話が現実味的な感じになってきてしまった。 スコティがそのまましゃべる猫のままでいてほしかったな。 はなし自体はおもしろかった。
投稿日:2022.09.30
コノヒト
「しかたないでしょ。これはミステリーなんだから」虚心に読み始めた私は、まんまと作者の術中にいて、思うツボの読者であった。最後までワクワクして読んでいた。猫のことは、何気ない仕草から、その魔性まで、上手…に描いてあると思った。続きを読む
投稿日:2022.07.27
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