松井石根と南京事件の真実

早坂隆 / 文春新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • shotaro414

    shotaro414

    読む前と後では、松井石根に対するイメージがガラリと変わった。そこまで、中国の事を考えていたとは、思ってもみなかった。

    投稿日:2015.01.08

  • korokorokorosuke

    korokorokorosuke

     本書は、極東軍事裁判でA級戦犯として処刑された「松井石根」を扱ったものである。
     「松井石根」という軍人の経歴と思考を詳細に追いかけた内容には、それなりの興味をもてたが、「南京戦」の「虐殺はなかった」という結論には苦笑せざるを得ない。そうかこれが「マボロシ派」というものなのか。
     「日中友好論者への道」や「大アジア主義」の内容は、当時の日本がなぜあれほどまでに中国侵略に傾斜していったのかの経過と考え方が書かれている。ただこれを読んでも、今から振り返って、なぜ当時の日本が、膨大な軍事費と多大な人命を投じてまでも中国にのめり込んでいったのかは、不明としか言いようがないと思えた。
     「上海戦」「南京戦」「占領後の南京」などには、まるで正常な戦闘のみで「虐殺」はなかったかのように書かれているが、第十軍の「捕虜は取らない方針」や、「軍規の崩壊」「松井石根の涙の訓示」等を知っていれば、本書の考察が、最初に結論ありきの、相当無理がある内容であることは一目でわかる。
     「南京大虐殺」が、現在の中国共産党が主張するように「30万人以上」の人数であるとはなかなか思えないが、昭和59年(1984年)に旧陸軍士官の親睦団体「偕行社」が取り組んだ調査と研究の中で「会員を中心とする参戦者の証言と戦闘詳報などの記録類を大 規模に発掘整理し」、総括部分で畝本正巳氏が「虐殺数を三千乃至六千」、板倉由明氏が「一万三千」との虐殺数を発表し、両論併記するとともに、「中国人民 に深く詫びるしかない。まこと相すまぬ、むごいことであった」と発表したという。
     現在から見れば、被害者が10人や100人でも大虐殺である。南京において相当数の「虐殺」が行われたことは間違いがないだろう。
     なぜこのような「虐殺」が起きてしまったのかとの考察こそが必要であるだろうし、またなぜ本書のような「マボロシ派」が繰り返し出てくるかという事も別の意味で興味深い。
     かつて中国と日本が戦争し、双方で大きな犠牲が生じた事実は隠すべくもなく、政治の敗北であることも間違いがない。
     この巨大な国富と人命を投じた「国家的過ち」がどこから生まれたのかはぜひ知りたいところである。本書にそれを求めることは無理であるとはおもうが、「松井石根」がどのような人物であるかをある程度知ることはできたと思えた。
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    投稿日:2012.09.04

  • 鉄屋一徹

    鉄屋一徹

    所謂「南京大虐殺」、その「首謀者」松井石根に興味がある人には必読書と言っても過言ではない。
    松井大将への共感を秘めながらも抑制の効いた筆致で300ページに及ぶ長文であるが飽きずに読み進む事が出来た。
    「そもそも孫文の革命を助けたのは日本ではないか」、その後「抗日」へ転向する支那を背景に松井大将の足取りが展開される。
    「南京事件」については様々な評価があるが、本書は真実を突いてゐると小生は見る。
    筆者はルポライターと称してゐるが、ルポライターの域を越えた文章家だ。
    末尾の文章は印象に残る。
    「先の大戦における最大の皮肉は何か?  松井石根の存在。」
    「『歴史は繰り返さない。ただ、韻を踏むだけだ。』という巷間の警句が、深い闇の継ぎ目から発せられた因果の糸のようにして、現世を縛ろうとするのである。」
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    投稿日:2012.05.04

  • sayamimu

    sayamimu

    日教組教育で江戸時代から昭和までポンととばされる日本史ですが
    この本で気になってすごい調べました。
    全部真実でツイッターにこの本は南京以前にかなりの中国人による日本人虐殺があったんですねってつぶやいたら、在日さんに切れられました。
    在日さんいるの忘れてました。
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    投稿日:2011.11.27

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