八月のひかり

中島信子 / 汐文社
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
3
7
5
0
1

ブクログレビュー

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  • YUM@

    YUM@

    子供の貧困とは何か

    シングルマザーの家庭
    姉弟の夏休みでお姉ちゃんが家事をおこなう
    食事は我慢が必要だが全く食べれないわけではない

    この段階がすでに貧困である
    という認識はなかなか浸透していないと思われる

    子供向けの本ではあるが
    子供の貧困に目を向けるきっかけとなる本である
    続きを読む

    投稿日:2020.01.26

  • マカロン

    マカロン

    5年生の美貴はシングルマザーの母を助けて家事をこなす。お腹いっぱい食べられないのに弟に多めに分ける。貧しいからこそ掃除はしっかりする。貧困を受け入れても真っすぐな心の子の現代の話。

    投稿日:2020.01.24

  • のそり

    のそり

    このレビューはネタバレを含みます

    貧困に苦しみながらも毎日を精一杯生きている、そんな家族の日常。

    何も楽しいことのない、みじめな夏休み。自分の家の貧しさを一層強く自覚する夏休み。でも、学校が始まったら始まったで、美貴にとってはそれもまた辛い日々に違いない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.01.13

  • 愛

    17歳以下の7人に1人の子どもが貧困だと。先進国であるはずの日本で。貧困世帯にはそれぞれいろんな理由があるが、子どもが、食事を満足に食べられないとか、体を清潔に保てないとか、そういう命の危険になるようなことは、本当に避けなければならないと思う。何も策を講じてこず、それても成熟した国のような顔をしてきた日本の化けの皮がどんどん剥がれていくように感じる。もっと人にも自分にも優しい世の中にならないと生きていけないように思う。続きを読む

    投稿日:2020.01.12

  • tamazusa_do

    tamazusa_do

    タイトルを見て、原爆の小説かと思いました。
    それは違っていて…
    現代のお話だけれど、八月の強い光は、辛さと希望を同時に宿しているような気がします。

    小学五年生の美貴は、スーパーで働く母と、小学二年生の弟・勇希との三人家族。
    家はとても貧しい。
    弟が3歳の時、父のDVが原因で両親が離婚し、父親が養育費を払わないからだ。
    母も一生懸命に働いているが、子供の頃に痛めた足のせいで、長時間働けない。

    美貴は、母に代わって家事全般をこなす。
    一章ごとにおいしそうな料理名がタイトルになっているけれど、どれも田端家の節約料理。
    勇希は無邪気に食べ物のことばかり考え、家が貧しいことにも頓着せず、ともすれば美貴の分までとって食べてしまう。
    給食の無い夏休みだから、なおさらお腹が空いてたまらない。
    こういう場合、いつも長女は我慢を強いられる。
    女の子は心の成長が早く、家の置かれた状況、自分の置かれた状況を、幼い頃から理解してしまうから。
    弟の言動にイライラしつつも、可愛くも思う。

    漢字には全部ルビがふってあり、児童文学に分類されるらしいが、読者の年齢は問わないと思う。
    文学の感想に、行政が云々ということは書きたくない。
    ただ、これを読んだ子供たちには、様々な事情を持つ家庭があるのだということを知って、それは等しい立場で、どこにでも存在している、ということを理解してほしいと思う。
    では何ができるか?と聞かれれば、大人の自分でも答えることは難しい。
    ただ、お金に困っていなくても卑しい人間は存在し、お金が無くてもきちんと生きている人には誇りがあるのだ。

    “貧すれば鈍する”という言葉があるけれど、美貴の母親は、貧しても決して鈍してはならないという姿勢を貫いているように思える。
    何も考えずにお腹すいた、ばかりを繰り返す勇希が、ある程度の年齢になったらグレてしまったりするのかな、とちょっと想像もしてしまったが、どうやらこの家族は大丈夫らしい。
    母を守ろうと思い始めた勇希だったし、
    キャベツばかりの貧しいご飯だが、そのキャベツのみずみずしさに、希望を見出せる美貴なのだから。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.08

  • ブクログスタッフ

    ブクログスタッフ

    NHKラジオ深夜便で紹介!
    現代の子どもを取り巻く問題と、子ども自身の繊細な気持ちを深く描き出した、児童文学。

    投稿日:2020.01.06

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