【感想】アフターマン―――人類滅亡後の地球を支配する動物世界

ドゥーガル・ディクソン, 今泉吉典 / ダイヤモンド社
(33件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
12
9
0
0
  • 未来の生き物だよ。

    人類が滅亡した後の地球の生き物達の図鑑だよ。環境毎に色々な動物を紹介してるよ(大洋·海以外の環境)。納得の進化の仕方かなと思えるような生物ばかり。
    解説とイラストが別々のページになってるのが読みにくかった。イラストも出来ればもっと充実させて欲しかったかな。続きを読む

    投稿日:2019.09.29

ブクログレビュー

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  • narametenji

    narametenji

    【おすすめポイント】5000万年後、人類が滅亡した後の地球と生息する動物たちを紹介した図鑑。生息環境や動物の体の構造の解説などとてもリアルなので、まるで本物の図鑑のようですが“5000万年後”のことなので当然フィクションです。お間違え無く。リアルな異世界を楽しんでください。
    【請求記号】467.5:Di
    【配置場所】2階
    【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00124365
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    投稿日:2022.07.05

  • ケンショウ

    ケンショウ

    序盤は、生物の誕生から現代に至るまでの過程に沿って、生物学的知見の説明をしていく。それが終わったらいよいよ未来動物の考察が始まる。図鑑よりは文が多い。
    序文より先の「発刊に寄せて」というパートを読んでる時がいちばんワクワクした。
    「自分で書いてみたかった」
    「未来の動物相を戯れとしてではなく真面目に予測しようとした」
    「現在の地上の動物を見つくすべく、双眼鏡を手に旅立ちたい思いに駆られるのではないだろうか」
    専門家にこんな感想を抱かせるこの本はどんなに面白いのだろう、と思った。
    しかし、序盤の学問的叙述でその熱はいつの間にか冷めてしまっていた。のでメインパートは冷静に読んだ。
    正直、空想動物達は突飛な発想のように感じたが、過去を見れば現代生物からは遠く離れた感じの動物が沢山いるし、5000万年後の世界がこうなっていてもおかしくはないんだろうと考えた。現代にも存在してそうなビジュアルの動物もいた。
    素人目には、その生物が生まれる理由も論理的に説明していたように見えた。
    ハリネズミを祖先に持つ“テスタドン”という動物の見た目が気に入った。ハリネズミの針が板状の装甲になったような生物で、ダンゴムシのように真ん丸になる。家庭教師ヒットマンREBORNの動物モチーフの匣兵器にいそう。
    他の生物系世界三大奇書も読みたい。
    読破時間 400分くらい
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    投稿日:2021.03.02

  • koishi-2018

    koishi-2018

    2010/8/28 予約  2010/8/29 借りて読み始める。 11/7 読み終える。 

    前半は、まじめな生物学、生物の進化などが書かれている。
    それを踏まえての、人類時代の5000万年後の生物について空想たくましく、述べられていて 面白い。
    表紙の絵の 奇天烈さ に惹かれて読むと 違うかもしれないね。
    1万年後とかじゃない、5000万年後だから 半端じゃないね、その頃ってどう考えていいかわからない〜〜。 (*^_^*)♪

    先日読んだ本 ⇒ 新恐竜伝説―最古恐竜エオラプトルから恐竜人類まで、恐竜学の最先端! (ハヤカワ文庫NF)」
    に、紹介されていたので、読んでみる。

    内容 :
    5000万年後、人類が消えた地球では、どんな動物が生存しているだろうか。
    進化学と生態学の基本原理を組み合わせて想像する。
    驚異の進化を遂げ、地球を闊歩する生物たちとは? 
    1990年太田出版刊の再刊。

    著者 :
    1947年スコットランド生まれ。セント・アンドリュース大学にて地質学を学ぶ。
    出版社勤務を経て、フリーのサイエンス・ライターとして活躍。

    他の本も読みたい :
    グリーンワールド 上 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2010.1
    グリーンワールド 下 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2010.1
    恐竜時代でサバイバル ドゥーガル・ディクソン/著・イラスト 学研 2009.3

    いま恐竜が生きていたら ドゥーガル・ディクソン/著 ランダムハウス講談社 2008.12
    恐竜イラスト百科事典 ドゥーガル・ディクソン/著 朝倉書店 2008.10
    恐竜 ドゥーガル・ディクソン 集文社 1991.09

    新恐竜 進化し続けた恐竜たちの世界 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2005.7
    新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 ドゥーガル・ディクソン/著 太田出版 1988.11

    フューチャー・イズ・ワイルド 驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2004.1
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    投稿日:2019.01.12

  • シルル

    シルル

    川上和人さんの「鳥類学者無謀にも恐竜を語る」で紹介されていた本。
    人類滅亡5000万年後の地球にどんな生物が生きているかを環境別に紹介している。
    イラストと説明でわかりやすい。
    読み終わって図鑑のような感じがしていたが、よく考えたら現在存在しているわけではなく、完全なる予想なんだよなあ。
    環境の変化を予測しての生物の進化論なので、地球がどうなっているかも(予想だけど)知れて面白い。
    現在存在するような見た目がかわいい生物が皆無なのは、可愛がって餌をあげるような人間がいなくなったからなのだろうか。

    1億年後の未来についても少し触れられているが、あまりに先すぎて予測不可能らしい。
    5000万年後までなら予測できるというのもすごい話だが。
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    投稿日:2018.10.28

  • ためしずり

    ためしずり

    あくまでも想像なのに、知識と研究成果に裏付けされた予想はかなりリアルで面白い。専門でなくても、生物の資料集が好きだった人ならかなり楽しめる読み物。
    最上級の理科のスケッチみたいな図と噛み砕いた丁寧な文章のおかげで、遺伝子の構造やら食物連鎖の考え方やらも一応きちんと読めた。
    表紙のおかげで食欲が静かに引いていくのは唯一の難点。なぜこいつにした……
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    投稿日:2018.09.28

  • hu-tarou

    hu-tarou

    このレビューはネタバレを含みます

    この書籍は、ドキュメンタリーの一つである「人類が滅亡した後」の話。

    この巻では、人類滅亡後から五千年後までの話を「進化」・「生命の歴史」の解説から始まって、その事を踏まえて五千年後の未来はどうなっているのか推敲しながら解説しています。

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    投稿日:2018.06.05

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