【感想】漫画 むかわ竜発掘記

土屋健, 小林快次, サイドランチ / 誠文堂新光社
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 赤木かん子【公式】

    赤木かん子【公式】

    いま学校に入れたいマンガ
    その15「むかわ竜発掘記」

    北海道のむかわで発見された恐竜を掘るプロジェクトをコミックにしてくれたものです。
    具体的な発掘方法だけでなく、恐竜学者が何を考えているのかまで、わかりやすく説明してくれている面白い本です。
    もちろん分類は古生物、に入れてください。


    2023/09/13 更新
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    投稿日:2023.09.02

  • yunnyam

    yunnyam

    なかなか漫画としてのクオリティが高く、内容も詳細だった。
    化石や恐竜の絵がちょっと見にくかったので、そこは恐竜の絵が上手い人に描いてほしかったかな。。

    この本の主役ではないけど、佐藤たまき先生がすごい。
    ちょっと露出してるだけの尾椎骨をクビナガリュウではなくハドロサウルスの物と予想し、結果完全に合ってたんだから!
    フタバスズキリュウといい、2度も重要でありながら日の目を見てなかった化石にスポットを当ててあげたわけですね。彼女がいなかったらと思うと。。

    やっぱり土屋先生の本は面白い。
    一般人への訴え方が上手。
    この本はむかわ竜発掘に携わってきたプロフェッショナルの人々と、土屋先生の力で成り立ったんだなぁと思った。

    恐竜業界のめんどくさい雰囲気もなんとなく伝わってきた(笑)。

    しかし、恐竜業界の盛り上がりとは裏腹に、一般人にはむかわ竜そんなに浸透しなかったんじゃないかな?
    恐竜が町起こしの起爆剤になる、なんて言うけれども。
    日本の恐竜というものに皆結構慣れてしまっている。
    というか恐竜自体、今そんな人気なくないか?一部のマニア向けになってしまったような。
    私が個人的に興味失ってただけかな?
    博物館の恐竜展て、基本的にレプリカ展示じゃないですか。レプリカも価値ある物だってのは分かるんですが、やっぱ本物が見たいんだよね。
    生きている恐竜が見れないからこそ、本物の骨を見て思いを馳せたい。 
    だから恐竜展に行く意味もなんかよく分からなくなってしまった。
    恐竜展も見せ方を考えた方がいいように思う。TIME DIVERなんてイベントがあったが、ああいうショーや、動く恐竜ロボットなどを使って生きている恐竜をリアルに再現するなど。どうせレプリカなら生きてるやつが見たい。
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    投稿日:2022.02.03

  • 図書館あきよしうた

    図書館あきよしうた

    首長竜「ホッピー」を所蔵するむかわ町の穂別博物館。しかし、誤解されがちながら、それは「恐竜」ではなかった。恐竜化石を切望していたところ、首長竜類研究者佐藤たまきが、”怪しい”椎骨の入ったノジュールを見つける。クリーニングしたところ、恐竜の可能性大だった。そこで、ダイナソー小林に鑑定依頼が来て……。

    「ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記https://booklog.jp/item/1/4416616368」の漫画版。


    *******

    「恐竜まみれhttps://booklog.jp/item/1/4103525916」と同じく、5年生のブックトーク用にと渡された本です。
    文章で書かれていたことも、絵で解説があるとよくわかります。例えば、「ジャケット」とか、なんかかぶせるんだろうくらいにしか理解していませんでした。
    小林先生無っ茶かっこいいですね。

    第一発見者の堀田さんのお気持ちも書かれていて、皆さんのご苦労を少しだけわからせていただきました。

    そんなに恐竜ファンではなかった私ですが、古代への好奇心が湧き上がるとともに、今度から化石を見るときには、ここまでの努力にも思いを巡らせたいなと思ったのでした。


    難しいところは飛ばして読んでも楽しめると思うので、関心のある子なら、中学年くらいからイケると思います。
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    投稿日:2020.11.09

  • hiyokolib

    hiyokolib

    熱い!世紀の大発見の裏には、各スペシャリストの存在があった事が分かります。全員の力があったからこそザ・パーフェクトがパーフェクトのまま発掘されたんだと思いました。

    投稿日:2019.10.10

  • kuroinohos

    kuroinohos

    北海道で、首長龍系の研究家のおねいさんが、どっかの好事家が地元で発掘した石を見ると、陸上の恐竜である可能性が。
     一応 1999年の「シノルニトミムスの胃石」は書いてないけどネイチャーにも寄稿してゐる古生物の泰斗、「ダイナソー小林」こと小林快次が、依頼を受けてやってくる。
     しかし、無責任なメディアによるマスコミュニケイションの、トラウマの如きものが北海道では…
     多分ほかのメディアでも出るやうなものをきちんと切り取ってるでいい筈。アンモナイト掘って本著に登場するフクイラプトルのピーちゃん発掘に協力し、熊さんのご飯になりかけながらサイエンスに取りつかれて経験則を積むダイナソー小林は、勘に頼ってなさげだけどむかわ竜はなぁ。
     ちょっとエキサイティング。
     小林先生は『恐竜まみれ』によれば、発掘スタッフから「ざっくり猛禽」の目を持つと言はれてるけど、このメディアでも「ファルコンアイ」で統一されてゐる。
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    投稿日:2019.08.26

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