【感想】なぜ共働きも専業もしんどいのか

中野円佳 / PHP新書
(26件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • おうか

    おうか

    共働きでも専業でもそれぞれつらい。
    そこには、男は仕事、女は家庭という固定観念から男は仕事を辞められず、女性はキャリアを諦めざるを得ない。
    かと言って専業になると子育てが大変な上、保育園にもまともに入れない。
    スラスラ読めた1冊。
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    投稿日:2024.04.01

  • まりこねこ

    まりこねこ

    さらっと読んだが、問題山積みでしんどさをしみじみ実感した。育児時に一度正社員の会社を退社してしまうと、次になかなかいい条件の会社に入るのは相当難しい。パートだとガクッと収入下がるし、しかし祖父母が遠距離で協力が得られなければ、フルの仕事を続けるのは困難。職場に育児休暇を経て復帰した女性がいるが、幼い子供達が次々に病気になり、休むことが多くて、働きたくても働けない状況が非常にしんどそう。この問題を解決するには、まだまだ時間がかかるだろうな。せめて職場の育児世代を手助けをしていこうと思う。続きを読む

    投稿日:2024.01.28

  • めなこ

    めなこ

    今の日本は、構造面と人々の慣習面(マインド面)から子育てしながら働き続けることの難易度が高くなっているとよく理解できた。これからの自分と家族がどう舵取りをしていくか沢山のヒントを得ることができた。

    投稿日:2023.10.09

  • あさみ

    あさみ

    ・サラリーマンの働き方には妻の支えが不可欠。長時間勤務、全国転勤
    ・パート主婦は家計補助としか見なされず低賃金
    ・家事が高度化している。家電も増えたが家事に費やす時間はそこまで大きく減っていない、求める水準がどんどん高くなっているから
    ・一汁三菜は元々もてなし料理
    ・ワンオペの辛さは自分で時間をコントロールできないこと。専業で家事育児を担うのは精神的肉体的に大変
    ・母親が保育を担うことで国が予算をかけたり考えなくて良いしくみにされてきた
    ・小一の壁も大きい
    ・夫婦それぞれが、収入を得る役割、家族をケアする役割を分担したり交換したりしながらその時々の役割に適した働き方を選択し続けていくあり方を目指すことが、長い目で家計を安定させる
    ・転勤の仕組みを見直すべき
    ・週3〜4の働き方もあり


    全体的にそうだよなーと思う内容。全体的に内容について驚きは少なかったがやはり専業のしんどさはもっと理解されるべきと思う。
    個人的に家事で求めるクオリティを高すぎることは首を絞めるなと思う。ここまでのクオリティを求めてきたのは歴史的にも無いし共働きの状況にマッチしてない。ここまで高いクオリティの家事を求めたら本来外注すれば大変なこと。そこそこでよしとすることは大事と感じた
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    投稿日:2023.06.06

  • あやはる

    あやはる

    今の日本、家庭、職場の課題をとてもわかりやすく学べた。学校も保育園幼稚園もそう。なぜ乗り越えるのがこんなに辛いのか。何かを犠牲にしなければ立ち向かえないのか。すべて程々に、好きなように流れて生きていたい…。
    主婦前提の社会システム、おかしいともっと声を上げるべきだと思った。今後自分もそういった溝を埋めるために力を尽くしていきたい。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.18

  • 石川

    石川

    専業主婦経験者の著者、とても納得するところもあった。複雑なことがこの一冊に盛りだくさん。そして生きづらい世の中だなと感じました。どちらを選んでも後悔するだろうしどうやっていくのか考えなくてはいけない。

    投稿日:2023.04.02

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