0から学ぶ「日本史」講義(中世篇)

出口治明 / 文春e-Books
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • shu1rev

    shu1rev

    歴史を学ぶことは、現代生きる上での知恵を得ることだという。そのやりかたというのを学んだ気がした。たとえば元寇の背景。宋を滅ぼした元は、宋の官僚を使って文化事業を行い、そして軍人を使って周辺国への侵攻を行った。元寇として知られる日本の国難は、そういう背景で行われたものであり、元がなぜそれを行ったかといえば、宋の官僚や軍人が不満を感じて元に反抗するのを抑えるためだったからだという。仕事を与えときゃ、おとなしくしてるだろう、と。対して、フセインを殺したあとイランの軍人たちからISに流れたものが多くいた・・・アメリカは元よりも考えたらずだったね、なんてあたり。なるほどなぁ。

    あるいは建武の親政をおこなった後醍醐帝。彼は中国の皇帝を中心とした政治体制を作ろうとしたんだけど、中国に合ったような科挙が日本にはなく、ために帝政を支えられるだけの体制を作ることができなくて、結局、尊氏に追われることになった、と。

    こういう歴史の事実をその背景と、なぜそういうことになったのかという説明をあわせて出してくれるあたり、とても面白かった。歴史って決して暗記科目じゃないんだよね。
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    投稿日:2020.03.09

  • tagutti

    tagutti

    <目次>
    第1章  院政の始まり
    第2章  平氏政権の実態
    第3章  鎌倉幕府の虚実
    第4章  モンゴル戦争と悪党
    第5章  後醍醐天皇と足利兄弟
    第6章  室町幕府の興隆
    第7章  下剋上の時代へ
    第8章  中世編まとめ 天皇、公家そして武家

    <内容>
    APU学長出口さんの『0からの日本史』中世編。相変わらずの読書量から繰り出される解釈は、わかりやすく、会社人としての素直な読み解きが、大変わかりやすい日本史となっている。足利義教が室町将軍で最強に賢かった、というのは目から鱗。確かにそうですね。問題は信長と同じように、短気だったこと。その結果は二人とも同じ。
    最新の歴史解釈も、文章がわかりやすいので、すっと入ってくる。
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    投稿日:2019.09.10

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【日本史の常識をアップデート!】世界史解説の第一人者による日本史本の第二弾! 承久の乱、応仁の乱を含む中世篇も「源平合戦はなかった?」など刺激的な知見満載。

    投稿日:2019.05.21

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