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葉真中顕 / 光文社文庫 (27件のレビュー)
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総合評価:
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たりらりらん
2023.12.08.購入済み 2024.01.18.読了 ストーリーの組み立てが非常にうまく、読み始めてすぐにドンドン引き込まれていく。読み進めるほどに興奮が高まり、ページを捲る手は止められない。 …第二次世界大戦、オウム真理教テロ事件、東日本大震災、それぞれが大柱となる様な重大な出来事を見事に絡め、立場や時代の異なる主人公がかわるがわる語り手となって物語を紡いでいく。 葉真中さんに関しては『絶叫』『凍てつく太陽』を経て大ファンになった。年末に読んだ『そして、海の泡となる』がまたまたちょーぜつ面白くて、大切にとっておいた本作にもとうとう手を出してしまった(笑)。また新刊でないかなー。待ち遠しい。推し。 続きを読む
投稿日:2023.12.08
桂日之石
1995年の事件を主軸に過去と現在が行ったり来たりのバタフライエフェクトもの 登場人物が多い はじめはそんなに多いと思ってなくて、年代的に合わないからだれの話だろうと混乱するけど、読み進めていくと…緻密によくできていて凄いなあと感心する続きを読む
投稿日:2023.07.03
ヒボ
このレビューはネタバレを含みます
「オウム真理教」を彷彿させる「シンラ智慧の会」が引き起こした無差別銃乱射事件、その教祖である天堂光翅を中心に、彼の関係者達の繋がりを描いた作品。 そこに共通し登場するのが金色に光る翅を持つ✨蝶✨ 人生の分岐点とも言うべき分かれ道に差し掛かった時にどこからともなく現れ、「こっちだよ」と言わんばかりに導いていく。 もちろん、違った選択をしていればどんな未来が待ち受けていたのかは誰にもわからない。 どこか幻想的な雰囲気を醸し出していたが、時間を跨ぎ、登場人物の視点がコロコロと代わる為、私には読み辛い作品でした。 内容(「BOOK」データベースより) 一九九五年三月二十日、丸の内で起こった無差別乱射事件。カルト教団『シンラ智慧の会』による凶行の首謀者は、忌まわしき過去を背負う教祖、天堂光翅であった。彼や教団に関わった者たちの前に現れる一匹の煌めく蝶。金色の翅が導くのは地獄か、それとも…。平成を揺るがすテロ事件が生み落とした絶望とかすかな希望を、幻想的かつスリリングに物語る衝撃作! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 葉真中/顕 1976年東京都生まれ。2013年、『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー。第2作『絶叫』は第36回吉川英治文学新人賞、第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補となり、大きな話題を呼ぶ。’19年、『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
投稿日:2023.04.12
ほりんちゅ
テロを起こした教祖と、その事件に人生を狂わされた人たち、教祖を産んだ母、関わりになった人たちの物語がつぐまれている。 生きることって苦しいよね、でも意味があるよねということなんだろうけど、複雑で割り切…れるものでもなし。 文章は上手いし、話も複雑に絡み合っている構成も上手い。 面白いけど。難しい。続きを読む
投稿日:2023.02.03
Rina Isokawa
カルト教団「シンラ智慧の会」 その教祖、教祖の母親、信者、信者の家族、教団が起こした事件の被害者とその家族。 いろんな面から見る世界。 複雑に絡み合う出逢い。 あの時、この道を選んでいなければ幸…せだったのか。 運命というものを考えさせられる。続きを読む
投稿日:2023.01.23
haji07-2022
12月-11。2.5点。 あるカルト教団の銃乱射事件を軸に、周囲の人達を描く。戦後・2010年頃と二つの時代。 輪廻というか、人類はめぐるのだなぁというような感じ。 登場人物が少し多過ぎに感じた。ラ…スト近くになって「これ誰だっけ?」と惑ってしまった。続きを読む
投稿日:2022.12.20
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