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海堂尊 / 新潮文庫 (95件のレビュー)
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総合評価:
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おびのり
ジーン・ワルツで主人公の女医・理恵の代理母となった実母みどりの気持の流れ。 かなさんにお勧めいただきました。 ジーン・ワルツでの代理母出産は、合理的で理性的な女医が中心。そこ姿勢に納得はしていたが、そ…こで書かれなかった、元夫の考え方、出産した双子を、理恵と母親が一人づつ育てることになった流れが描かれる。 娘にも母親にもなんとなく欠落しているものがあるような、誰しもどこかは不足があるのだから、と思ったり。 元夫は興味深い人種だった。息子へ「ようこそ地球へ」と言えるような理性的な理論派。でも、何かが足りないような。 代理母について、医療的な事、法律的な事、社会的な事。そして、母親となる心情的な事。 人工授精、代理母、将来的には人口子宮となってくれば、倫理観も変わってくるでしょう。 「ようこそ地球へ」という感覚が、一般的になっていくのかもしれません。 続きを読む
投稿日:2024.02.23
かおり
「ジーンワルツ」の同じ時間軸の別視点(代理母)からの作品。なのでやはりテーマは代理出産。 両方で一つのストーリー。「ジーンワルツ」だけではもやもやとしていた疑問点が解決した。 クールウィッチ(冷徹な魔…女)という言われは今回の作品の方が、不快に思うほど感じ取ることができた。しかし何より人間愛に勝るものはない。というのが私の結論。続きを読む
投稿日:2024.02.17
レモン
『ジーン・ワルツ』と同じ時間軸で山咲みどり視点で語られる。歳時記と共にゆったり時間が流れている感じが心地良い。みどりのような丁寧な暮らし憧れるなぁ。伸一郎との手紙のやり取りが多いのも書簡集好きには嬉…しい。 前作のラストで語られた理恵の所業の理由が判明するが、感情が伴わないのでやはり納得できない。崇高なお考えとは思うけれど。少なくとも夫婦の同意は必要。血液型だけではないその他の遺伝の部分で違和感を感じることもあると思う。続きを読む
投稿日:2023.04.15
ss512(試)
このレビューはネタバレを含みます
あの娘にしてこの母親あり。理恵の行為に対して、母親がそう言うならまぁいいか、と思わせてくれる話。理論がどうとかは抜きにして、生まれてきた子の幸せを願う。この子たちが大人になったとき医療は、司法は、社会は変わっているのだろうか。
投稿日:2023.01.12
Bフォレスト
ジーンワルツの裏物語。 みどりと理恵の価値観の攻防。ジーンワルツでは書かれていなかったみどりの感情の流れがよくわかる作品。 理恵も伸一郎もよくここまでドライになれるなといった感じ。この前に『医学のたまご』を読んだので伸一郎が息子に対して人並みの愛情を注いでいることが分かってはいた。もし読む順番が逆であったらまた違った感想だったのかもしれない
投稿日:2022.06.19
かな
『ジーン・ワルツ』を読んでから本作を読むことをおすすめします。産婦人科医・曾根崎理恵は母のであるみどりに代理母出産を依頼する。そのみどりから見た代理母出産‥娘のためが赤ちゃんのためにと変わっていくのは…ある意味自然なことなのかも感じました。続編、読みたいですね! 続きを読む
投稿日:2022.05.14
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