妻語を学ぶ

黒川伊保子 / 幻冬舎新書
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nyonboo48

    nyonboo48

    『妻のトリセツ』や『夫のトリセツ』とかぶる内容もあったように思うけれど、こうして「妻語」ごとに解釈の仕方と対処方法が書かれているととても読みやすい。男と女は行動原理が違うのだから、自分の思ったのと異なる行動をされたときに非難しあっても仕方がない。お互いの特性を認めあった上で、どう家庭を築いていくいくか考えていけば、お互い、あるいは、家族がハッピーになれる。続きを読む

    投稿日:2020.07.25

  • うどん258

    うどん258

    データがないから不安だけれど、試す価値はあるかなと思う。会話の中では、共感、感情の文脈、ゴールではなく過程が大事とのこと。自分にとって煩わしい話でも、妻にとって大事とわかれば、少しは我慢できるかも?

    投稿日:2020.01.07

  • 2319chan

    2319chan

    黒川さんの本の中では最も実用的かも。言っていることはいつも同じだけど、毎度、勉強になります。

    「言ってくれればやったのに」「言えばいいのに」は、男性はきっと親切で言うのだろうけれど、実は、女性の好感度は意外に低い。以前、ある新聞社が行ったアンケートでは、「夫のムッとするひと言」の第2位に選ばれている。このときの1位は、「誰のおかげで食えてるんだ」で、これはひどすぎる。となると、第2位の「言ってくれればいいのに」が女性にとってどれだけ不評かわかっていただけるだろう。

     …関連記憶を取り揃え、ときにそれらを串刺しにして、初体験のトラブルにも何らかの初動がとれる、というのが、女性脳に搭載された基本機能なのである。
     …
     この能力によって、女たちは、初めての子育てもなんとか乗り越える。素晴らしい才能なのだが、男性から見たら、厄介な副作用があるのは否めない。夫や上司が何か無神経なことを言ったら、過去の無神経な発言をすべて一瞬で思い出すわけだから。

     女性はトラブルを抱えたとき、したいのは「気持ちの確認」、してほしいのは「共感」である。私的空間で大切なものを守るために、この方法がもっとも有用だからだ。
     しかしながら、男性はトラブルを耳にしたとき、つい、最短時間で問題解決を図ろうとする。しかも、できるだけ感情論を抜きにして。主観を抜きにして普遍の答えを導き出すことは、「狩り」のような命がけの共同作業をする際に、もっとも有用なことだからだ。
     どちらも、それぞれの役割において必要な演算を脳がしているだけなのだが、これが、男女のすれ違いを引き起こす。いざトラブルが起きると、「気持ちを言い募る」女性と、「気持ちをできるだけ切り離して状況を分析したい」男性に、真っ二つに分かれてしまうからだ。
     女性からトラブルの話を持ちかけられたとき、男性は、感情論をできるだけ排除して、普遍の答えを導こうとするが、それでは共感などできない。「共感」を得られない女性は、気持ちの確認に失敗し、関連知識が引き出せないから対処法が探り出せず、ますます混乱する。そんな苦しい会話の果てに逆ギレがやってくるのだ。
     …
     というわけで、どんなアドバイスよりも「共感」が、女性に「腹落ちの答え」をもたらすことを覚えておいてほしい。

     何度も蒸し返されることの罪の大小はきっとそれぞれなのだろうが、なんにせよ、女の口から何度も蒸し返されるうちは、きっと男の反省が足りないように見えているのだと思う。
     本当に心から溢れるように出てきた同情のことばだけが、女性の心の中にある氷の塊を解かすのに違いない。
     蒸し返される度に、「つらい思いをさせたね」と声をかけていくのも効果はあるが、できれば、蒸し返されたその場ではなく、別の場面で、自発的に同情と反省のことばを口にしよう。

     哺乳類のメスは、妊娠・出産・授乳の期間中、赤ちゃんともども社会的に大変な弱者になる。自分と赤ん坊を守るために、女性脳には”何か事が起こったら、とっさに被害者意識が働き、「自分の状況」を真っ先に考える”ようにプログラミングされている。殻に閉じこもって保身態勢に入り、口を利かなくなる女性もいれば、逆にかたくなになって口撃に出る女性もいる。
    「自分の状況」がクローズアップされるせいで、公平なジャッジに基づくアドバイスでさえも受け入れがたいことがあり、夫や恋人など、自分を守ってくれるはずの相手に対しては、とくに強くその傾向が顕れる。
     なので、このひねくれた態度こそが、あなたを愛している証拠かもしれない。耐えがたきを耐え、「ごめん、言いすぎたね」とか「責めてなんかいないんだ」くらい言ってみよう。
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    投稿日:2019.12.28

  • yasz

    yasz

    昨年の後半にこの本の著者である黒川女史の書かれた本「妻のトリセツ」を読みました、重要なことが多く書かれており、もっと早くにこの本に出合えていればなと思いました。

    この本はその続編のような位置づけですが、私にとっては、より実用に仕える本でした。妻が口にする18のケースにおけるフレーズを取り上げ、その言葉がなぜ発せられたのか、その言葉にどのような言葉・態度で対応すべきが、その理屈と共に書かれています。

    若い時に出合っていれば。。という思いをページをめくるたびに感じましたが、気を取り直して、今からでも遅まきながら挽回すべく、今後の人生に活かしていきたいですね。今の若い人たちは、この本を読んで事前に対策できるので、恵まれているな、とも思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・男性からしたら「言ってくれればいいのに」なのだろうが、そこを言わずにやってもらうのが女性脳にとっての「愛」であり、暗黙の意思表示は「愛の抜き打ち試験」なのである(p18)

    ・大切な女性の前で、他の女性をけっして褒めてはいけない、「あの人綺麗ね」と言われても、「そうかな」とはずらかすのが正解である(p35)

    ・女性脳はプロセス指向型、成果よりも「ここまでの道のり」に対して意識を集中する脳である、状況把握・当面の対応よりも先に「そもそもの人間関係の歪み」に気づく(p37)

    ・感謝やねぎらいで自分が役になったことをフィードバックされると、満たされて愛を育む、その相互作用が起こらない相手には静かに絶望していく(p48)

    ・車やファッションなどは「流行った事象」から7年目に「対極の事象」が現れ始める、7年というのはどうも「なんとなく一巡した感じで、盛り上がっていた気持ちが一段落する周期」である(p51)

    ・女性は本気でそれをやめたかったら「大変なんだからね」という言い方はしない、いきなり代替案を突きつけてくる(p66)

    ・男性は、しなかったことを謝る前に、気づかなかったことを謝るのが極意、女性は「やってくれない」のが悲しいのではなく、「察してくれない」のが悲しい(p79,84)

    ・「気づいてあげられなくて、ごめん」は、最高の愛の言葉である、「君の気持を察してあげたい」を伝える言葉だから(p85)

    ・「こと」ではなく、気持ちに対して謝る、待たしてしまったことではなく、待たせていた間の彼女の気持ちに謝る(p91)

    ・女性脳は、共感してもらうことで、ストレスが減衰する、共感してもらうことで、自分と子供との生存可能性が上がるから。共感こそが彼女の最大の問題解決である(p101)

    ・目の前で大切な女性がキレたら、これはもう、真摯にあやまるしかない(p107)

    ・問題が生じたとき、気持ちを味わい、その気持ち(情動)とともにある関連記憶を引き出してよりよい対処法を探ろうとするのが女性脳、問題が生じれば、気持ちを確かめる前に、問題解決の演算が始まるのが男性脳である、なので、どんなアドバイスよりも「共感」が、女性に「腹落ちの答え」をもたらす(p111,112)

    ・共感する対話では、「で、結論は?」「で、何が言いたいの?」「要するに」は言ってはいけない(p115)

    ・昔のことを蒸し返されたその場ではなく、別の場面で、自発的に同情と反省のことばを口にする(p139)

    ・長らく狩りをしてきた男性脳は、遠くから飛んでくるものに同時に照準を合わせるために、身の回りを「定番のもの」「芸版の事態」で固めておく性質がある(p152)

    ・女性脳は、生来フェアになんかできていない「自分のこと」を最優先に意識するように作られている、公平性ではなく、優しさや母性のおかげである(p159)

    ・「君ならできる」と言われたら「何の根拠があって」と言い返される、「君しかいない」と言い切るべき(p163)

    ・人の目は光の三原色に対応する三種類の色覚細胞を持っていて、赤・緑・青の組み合わせで認識するといされているが、女性の約半数は、赤の領域にあたる光を2種類(つまり四原色)に分別する(p174)

    ・「あ~、そうなんだ。それはつらいよね」と親身(風)に相槌を打ちつつ、気持ちよく話を聞いてあげると、女の話は最短で終わるというデータがある(p176)

    ・ヒトの生殖サイクルは、妊娠・授乳期間があるので約3年、女性は恋に落ちてから3年間だけ、相手の男性に「あばたもえくぼ」状態になる。そして3年以内に生殖に至らないと、急に相手のあら捜しを始めるようになる(p182)

    ・女性は「この人と一緒にいる意味」をいつも探している、「一緒にいる意味」とは、一言でいうと「共感」である(p189)

    ・男性脳と決定的に違うのは、容れ物が別々なので、いくら楽しいプラスの時間を積み上げても、マイナスの時間を相殺できない(p190)

    2019年12月15日作成
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    投稿日:2019.12.15

  • 板橋区民

    板橋区民

    エンターテイメント半分の本だからちょっと誇張して書かれてはいるものの、概ね我が細君に当てはまる。突然キレだす度に『一体どうしたんだ?』と混乱するのだが、なんだ、こういうカラクリだったのか。
    それにしてもメンドクセー。常に察して欲しいとか、めんどくさすぎる。それでも男は女がいないと生きられないのも事実。時々嵐が過ぎるのをやり過ごしながら、死ぬまで彼女の尻に敷かれて生きるのだろうな。それも人生(達観)。続きを読む

    投稿日:2019.11.28

  • bookkeeper0

    bookkeeper0

    著者の本を最近何冊か読んでいるが、この本が男女間の感情の問題について、最も簡潔かつ分かりやすく対処法が書かれている。
    世の中の男女は全てこの本を読むべきであろう。特に結婚前の男女は必読の書である。

    投稿日:2019.11.14

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