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小森健太朗 / 南雲堂 (14件のレビュー)
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ハルめめ
「平成」をコンセプトとした9人の作家さんのアンソロジー。平成にあった事件や事故など題材が多種で面白く読んだ。途中、グロさに挫折したお話もあったけれど、井上夢人さん、乾くるみさん、貫井徳郎さんは安定して…面白かった。続きを読む
投稿日:2024.03.19
ぴょん
あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。 時の流れははやい。
投稿日:2021.12.18
ひな
福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気…をテーマにしたアンソロジー。 青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集めたのだなという印象。それはそれとして、平成という時代に想いを馳せて楽しくはあった。続きを読む
投稿日:2021.06.13
Kani
「ラビットボールの切断」白井智之 のみがKindleで購入できたので、この作品しか読んでいません。 「平成に捧げる小説集」がテーマのようです。 変わらぬエログロ感で、笑いながら読んでいました。 短…編なので気軽に読める割にきちんとミステリーなので、事件もあり、トリックもあり。 毎度変わらず犯人はハズれますが。 白井智之の作品は、意表を突かれる表現方法が魅力の1つだと思います。 物事や気持ちの例えを表す表現を、 「万馬券を拾ったような気分」 「政治家みたいなわざとらしい笑み」 「狂犬病のサルみたい」 「ウシガエルみたいにたるんだ顔」とか。 もっともっと奇抜な表現がたくさんあるのだけれど、すごく自然に、さらりと使いこなすので、いちいち頭の片隅で突っかかる事がありません。 私にとってですが、ある種の「癒し」です。 新刊「名探偵のはらわた」(またタイトルが笑)とても楽しみです。続きを読む
投稿日:2020.08.17
en
青崎有吾さん目当てで読んでみた。やっぱり青崎有吾さんの作品が1番好きかな。どちらかというと苦手な作品が多かったかも…
投稿日:2020.04.04
スミソニアン
振り返るにはまだ早すぎるかもしれないが 平成という時代は昭和を薄めて伸ばした時代だなーとも ただ不穏さだけが増していて不気味 アンソロジーながら明確なオチを求めなくなったともいえるのかもしれない あ…なたで判断してくださいと言われているようで その個々の判断が肥大している 個別の感想 「加速してゆく」 /青崎有吾 福知山線の事故をある意味ショーアップして うまくまとめている 「消費税狂騒曲」 /乾くるみ 皆さんにとっていいことが個人を無視しているのをよく表しているし、答えから無理くり論旨展開している消費税を感じた 「白黒館の殺人」 /小森健太朗 弱者の味方をすることで自分を守ろうとしてる人嫌い続きを読む
投稿日:2019.12.08
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