百花

川村元気 / 文春e-Books
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
6
6
16
2
0

ブクログレビュー

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  • オパール

    オパール

    冒頭からヒヤッとする予感。
    老いる恐怖。いずれ自分もこうなってしまうのだろうか、という恐れを感じながら読み進めた。

    うちも息子が1人。百合子のような境遇ではないけど、息子に迷惑をかけたくない気持ち。

    泉と百合子の関係はれっきとした親子だけど、1年間空白がある。短いようでも心の中には大きな1年だと思う。

    なんか考えさせられるな~
    凄くいい小説だと思う。きっと忘れられないかも。老いが目の前にある身として。
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    投稿日:2019.11.11

  • ホースケ

    ホースケ

     結婚し、妻の妊娠が判明し、父親になることに戸惑いを隠せない夫、泉。
     その戸惑いの原因は、彼の家が母子家庭であり、父親の役割を知らずに育ってきたからだ。
     そんな折に母、百合子の様子がだんだんとおかしくなってくる。
     
     認知症を発症しているかもしれません。

     そのことを、百合子自身も感じていた。
     自分の記憶が混濁し、自分の行動を自分ですら理解できないことがある。
     
     時間だけが過ぎ、百合子の認知症は進行していく。
     百合子は療養施設に入ることになり、泉は実家の整理をしていると、母の日記を見つける。
     それは、母が突然に蒸発した中学校一年の時の出来事。
     記憶の断絶の一年間について書かれていた。


     認知症により、記憶を失っても、手順は覚えている。
     自分が何者かを忘れても、誰かが自分を何者かと証明してくれるのか。
     多くの人が、いつかは直面する親の認知症。
     親から「あなたは誰?」と真顔で言われたら。
     その時に、どう反応すればよいのだろう。
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    投稿日:2019.11.08

  • kenta19800417

    kenta19800417

    このレビューはネタバレを含みます

    忘れてしまい、失われていくもの、残り続けるものはなんなんだろう。

    自分自身も忘れっぽいので、少し考えてみたけど、答えは出ない。

    物語は、母子家庭で育った泉が、母の異変に気づくのが遅れ、認知症がだいぶ進んでしまった。

    どんどん忘れていく母百合子、息子の名前さえも。しかし、全て忘れるわけではない。

    最後は何を思い出すのだろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.11.07

  • shim-do

    shim-do

    そもそもこの息子、何にも介護してないじゃん。ヘルパーに任せた後はあっさり施設に入れて… 勝手に感傷に浸っているだけにしか思えない。直接向かい合ってたらどうしたって負の気持ちの方が勝ってくるけどね。

    投稿日:2019.10.29

  • yuuうさぎ

    yuuうさぎ

    人は毎日の生活の中で
    いろんな事を覚え忘れる
    忘れる事も恐怖です
    大事な事は思い出さずとも
    心の中に根付いてますと
    思い出させてくれた一冊でした

    投稿日:2019.10.26

  • hiromichan

    hiromichan

    今まさに、リアルタイム。
    何度となく自分に置き換えて読んでいた。
    でも、辛いだけでない、何かを...これからも探していきたい。

    投稿日:2019.10.14

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