【感想】落陽(祥伝社文庫)

朝井まかて / 祥伝社文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
4
6
4
2
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • さっぺ

    さっぺ

    明治神宮外苑内苑は人工の杜である。この事業のとてつもない苦労は想像できました。それだけでも、興味深いのですが、更に明治天皇の人柄にもスポットライトが当てられ、あっと言う間に読み進んでしまいました。明治から令和へ時代は移り変わり、杜も豊かに育っている。そして、時代は令和に。明治天皇のお人柄と今上天皇のお人柄、共通する所が多く、変わらない皇室の姿勢に胸が熱くなりました。世界一歴史のある天皇と言う存在を守り続ける日本。私はなんと素晴らしい国に生まれて来たのか、今、とても感動しています。日本人の在り方を今一度考え、忘れてはいけないと思いました。続きを読む

    投稿日:2024.02.28

  • Limei

    Limei

    明治神宮の鎮座祭からちょうど100年。
    あの立派な明治神宮の森が、元が原野でほとんどが全国からの献木によるものとは知らなかったです

    江戸から明治を帝として生きるとは。
    明治天皇について多く語られるわけではないのに、国民への明治天皇の思い、明治天皇への人々の思い、が伝わってきます。

    時代が変わるということ。
    令和は2年目にして新型コロナという大きな試練に立ち向かっていますが、いつか振り返った時に令和が良い時代でありますように。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.26

  • はるぽんぽん

    はるぽんぽん

    明治神宮造営の物語。
    あの神宮の森が、実は人工の森で、しかも大正に作られたとは、にわかには信じられないような、そんな事実のお話。
    造園にも、明治大正の新聞記者にも、思い入れがなかったので、読み通すのに少し苦戦した。続きを読む

    投稿日:2023.03.21

  • marimoju

    marimoju

    読み始めこそ中々進まず途中別の本を何冊もはさんでやっと読了。
    面白かった!
    明治天皇の崩御と明治神宮創建にまつわる物語。
    何度も訪ねてる明治神宮。
    献木で造られた人工の森であったこと、祀られている天皇への当時の人々の思い、天皇自身の思い。
    明治という時代、明治天皇というひとりの人間、知らなかったことが多すぎた。
    知識を得てから改めて参拝したい。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.22

  • pokke

    pokke

    明治神宮鎮座百年というちょうど一年前の今頃、初めて明治神宮を参拝しました。原宿の喧騒が嘘のように、一歩足を踏み入れた瞬間に空気が変わるのを体感しました。この本に出会い、明治神宮創建のきっかけを知り、またあの素晴らしい森が自然ではなく、全国からの献木であったというのは驚きでしかない。もう一度、じっくり明治神宮を、神宮の森を歩いてみたい。そして、伏見桃山陵へも…。続きを読む

    投稿日:2022.12.25

  • ryoppebook

    ryoppebook

    このレビューはネタバレを含みます

    明治神宮の成り立ちを三流紙の記者から描いた!若くして京都を離れ天皇として頑張ってきた明治天皇を描いた!
    2022年4月にもう一度借りてしまった!でも、面白かった

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.12.10

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。