【感想】パスタぎらい(新潮新書)

ヤマザキマリ / 新潮新書
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • くじら

    くじら

    どの話も庶民的で素直な文体が読みやすくて美味しそう。オリーブオイルと餃子の話が印象的だったり「餃子一個で千メートル」という表現が面白くて激しく同意。

    投稿日:2024.04.06

  • lei05

    lei05

    ヤマザキマリさんはイタリア在住で活躍されていることは知っていたが著作を読んだのは初めてだったが、素敵なだけではないイタリアのあれこれを垣間見られるのが新鮮だった。

    型にハマらずバイタリティに溢れていて感じたことがストレートに表現されている署者の表現は読んでいて気持ちが良かった。
    世界は広く、細かいことを気にしすぎるよりもいろんなことに挑戦してみたほうが楽しい人生送れそう、と思わされる一冊。
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    投稿日:2024.03.23

  • suchio

    suchio

    思わずお腹がグゥとなりそうなくらい美味しそうな話で溢れていた。食欲って生きる力なんだとつくづく思う。世界中を旅している気分も味わえて、各地のお粥のような存在の話も面白く楽しめた。漫画も素敵だけど、文章も上手なんだなぁ。続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • Chanrisa

    Chanrisa

    イタリア人が食に保守的だということに驚いた。日本には世界中の食べ物があり、しかも人気で、寛容なんだなと思う。
    一方で、「我が家はこの味」とワインやらオリーブオイルやら決まったものがあるというのは一種羨ましくもあり。
    日本では選択肢が多すぎて……お気に入りを見つけて、定番化したい。
    マリさんはてっきりイタリアらしくコーヒー党なのかと思いきや、紅茶派だった。書いてあった和紅茶飲んでみたい。(佐賀の嬉野や熊本の天草)
    あとフィレンツェのランプレドット、食べてみたいなあ。
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    投稿日:2024.01.31

  • shu1rev

    shu1rev

    このあとの『貧乏ピッツァ』の方を先に読んでいるものだから、かぶる話もなくはなかったんだけどね。とはいえ、料理とヤマザキ氏の生活史のエピソードをからめた文章は、やっぱり楽しいね。自分の経験では、スイスに行ったときにいただいたチーズサンドを一口で戻しそうになった経験があり、決して相いれない味覚があるのは敬虔のあるところ。それでも、いろいろな味覚体験をみるとなんか楽しそうだったね。続きを読む

    投稿日:2024.01.20

  • sshige

    sshige

    気楽な食エッセイ。軽快な文体で読みやすい。

    エッセイストになりたかったら食エッセイから始めるといいかもしれない。食は全人類の共通項なのだから。生きている以上、食べない人はいない。

    のっけからパスタはtoo muchだとか、トマト含む酸っぱい果実が嫌いだとか、コーヒー苦手だとか、イタリア在住らしからぬ発言。美食家ではない、と書いているが、結構美食家ではないかと思う。ポルチーニメ好きの話や、メロンパンのために車で40km走る話など、食へのこだわりを感じる。

    日本人の食に対する探究心、貪欲さの話が印象的。昔はそんなでもなかった気がするが、どうなんだろう。ここ30年くらいで加速してる気もする。もう日本に矜持を持てるのは食くらいしかないのかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.27

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