【感想】現代アメリカ政治とメディア

前嶋和弘, 山脇岳志, 津山恵子, 奥山俊宏, 金成隆一, 宮地ゆう, 五十嵐大介 / 東洋経済新報社
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • りりたん

    りりたん

    まさにタイトルどおり、『現代アメリカ政治とメディア』について、その現状が網羅的にわかる本。
    特に、トランプ政権成立前後のアメリカの政治とメディアとの関わりについて、アメリカ現地でのインタビューや実際のアメリカ国内での報道の様子、現地調査機関の様々な調査データ等に基づき、具体的に記されていて、とても説得力がある。

    メディアをめぐる現代の様々な「分断」ー保守とリベラル、伝統メディアとデジタルメディア、真実とフェイクニュース、権力の監視と秘密情報の保護…etcについて包括的に多視点から記載されており、”現代における「メディアの役割」とは?”という疑問を終始頭に抱えながら読むことになった。

    さすが元記者の方々が書いた本である。横書きで約400ページ近くある本であり、読み切れるか心配であったが、自分でも驚くくらいすらすらと読めてしまった。
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    投稿日:2023.05.16

  • radio24km

    radio24km

    ちょっと前に読んだので、細かいところ覚えてないのが悔しいけども、けっこう熱中して読んでた気がする。いくつか気になった話があったけど、フィルターバブルの話が特に印象に残った。

    投稿日:2020.08.03

  • cmano8

    cmano8

    アメリカにおける紙・デジタルメディアの30年程度の歴史を理解することができ、有益。トランプに寄ってるわけでもなく、アメリカ政治とメディアというタイトル通りの内容で、良かった。(横書きで400P弱あるのがきつかったけど

    ====================================
    ■共和党より
    FOX、NYPOST、NBC、ドラッジレポート
    ■民主党より
    CNN、NYTIMES、ワシントン・ポスト
    ・1994年から2017年で、共和党と民主党のお互いへの不信感は約3倍になってる。分断。
    ・「白人ミドルクラスは割りを食ってる。オバマケアやBLMで移民や黒人や貧困層に横入りされた気分だ。そんな可愛そうな自分たちブルーカラー白人を、トランプは見てくれる」的な。
    ・フェイク発言の割合、トランプは76%、ヒラリーは26%。
    ・公平原則:1980年代にレーガンが一度抑止。言論の自由を優先した結果、分断が加速している側面あり。
    ・イコールタイムルール:政治に関する発言を放送したら、もう片方にも反論する時間を用意すべき、というルール。ニュース番組など例外とされる抜け穴も多く徹底されてないが、すごくアメリカ的なルール。
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    投稿日:2020.06.27

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