キンモクセイ

今野 敏 / 朝日新聞出版
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
3
3
12
2
1

ブクログレビュー

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  • みかりん

    みかりん

    著者初のインテリジェンス警察小説、ということですが、公安刑事と言えば、倉島警部補シリーズや、同期シリーズの蘇我くんがいたはず。公安キャリアとなれば確かに初なのかな。
    日米地位協定とか、幻の監視システムとか、インテリジェンスに関わる事件の背景については興味深く読めました。多少、偏った見方をされている点は気になったけれども、普段見えないデメリットの部分を読み物の中で知ることは我々にとっても良いことだと考えます。
    にしても、主人公が公安刑事として無能なのが辛い。心の声が文章中で駄々洩れなのは今野先生の作品ではいつものことだけれど、公安刑事としての刑事勘がまるでなく、仕事そっちのけで恋愛ごとに気を取られている主人公の姿なんて見たくない。素直で純粋なのは結構だけれど、男は黙って、心の声も内に仕舞って、行動するのみよ、と尻を引っ叩きたくなりました。土曜会のメンバーでシリーズを続けるのも面白そうとは思うものの、主人公はもう少し成長させて描いていただきたいものです。
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    投稿日:2020.10.02

  • yashiti1

    yashiti1

    このレビューはネタバレを含みます

    前半は読みにくい名前の登場人物が多くて大変だったけど、指名手配されてからの後半は一気読み!
    最後の謎解きというか、解決までの流れも良かった。。
    意外とみんなの評価が低いので驚きだった。。

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    投稿日:2020.07.15

  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    わが家の金木犀の香りが、漂って来たこの季節、丁度、今野敏氏の「キンモクセイ」を手に取って読んでみた。

    警察と公安・・・そして日米合同委員会。
    キャリア法務官僚の神谷が、殺害され、警察庁警備局
    の隼瀬は、調査し出すのだが、、、
    神谷が、日米合同委員会に関連していた事、そして、残された謎の言葉に、「キンモクセイ」と。
    そのキンモクセイとは、、、禁止の禁、沈黙の黙、そして制圧の制で、禁黙制!
    幻の監視システムという事に、たどり着く。
    第二の殺人も発生。
    隼瀬は、自分が、容疑者にさせられる事を事前に教えて貰い逃亡するのだが、、、、
    人間誰を信用して良いのか?

    アメリカで、スノーデンが、盗聴を告発した事も、記載されているのだが、電話、ファックス、電子メールなど正解中便利になった分だけ、中心を傍受し、記録できるという事である。

    小説では、隼瀬も鷲尾も銃撃で、怪我をするのだが、キンモクセイを阻止することが出来た。

    国民が、知らない事が、裏で、取引されている事が、怖いような感じであった。
    東京駅の空も、アメリカが所有しており、日本が、自由に、空を飛行することは出来ない事も、、、、国民のどれだけが知っているだろうか?と、、、

    警察小説、少し複雑であるが、これからは、国際的な関与も出て来るのでは、と、思いつつ読み終えた。

    わが家は、穏やかに、金木犀の香りを楽しんでいるこの時間が、至福の時かもと、、、。
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    投稿日:2019.10.17

  • nono

    nono

    このレビューはネタバレを含みます

    警察庁のキャリアである主人公が国家的な陰謀に巻き込まれて奮闘してひっくり返す話し。
    中盤までの、もっさりとした展開と急に追われる身となった後半、急展開の終盤がいかにもな甘さで中途半端感があり不満。

    1日に今野敏を2冊読んだが、イマイチ感で一杯。
    図書館で借りてタダで読んだのにイマイチな評価で申し訳ない。

    シギント:シグナルインテリジェンス
    ヒューミント:ヒューマンインテリジェンス
    オシント:オープンソースインテリジェンス

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    投稿日:2019.09.08

  • poron330

    poron330

    外務省のキャリア官僚が殺害される。警察庁公安担当若手キャリアである隼瀬は、当初その事件の特別班員となるが、犯人が米軍関係者と推測されたところで解散となる。さらに警視庁の捜査本部も大幅縮小され、疑問に思った隼瀬は、警察庁の先輩水木や、親しい他省庁の同期たちと独自の調査を進めるうちに、日米合同委員会(日米地位協定の取り決めを行う)とキンモクセイというキーワードに行き着く。
    しかし、そのワードを隼瀬に伝えた警視庁の後輩が死体で発見され、他の捜査員も異動するなどし、不安が募る中ついに隼瀬にも大変な危機が迫ってくる。
    上司の理事官や課長も全く信用できなくなり、確実に味方である水木は理事官に拘束されたとの情報を得て、疑問は残るものの新聞記者を頼って、独自の活動を続けていく。
    なかなか予断を許さぬミステリで実に面白い。この前に読んだ著者の本とは逆に、恐怖感を伴うリアリティが感じられる。
    日米地位協定と特別機密情報法と共謀罪と公安インテリジェンスの世界。特に日米合同委員会の法務省代表者は高確率で検事総長に就任するらしく、実際、この本でも取り上げられているが、小沢一郎氏(当時日米地位協定や米軍基地にメスを入れるとされていた)に総理就任の可能性が出てきたときに、検察が執拗に嫌がらせを続けたことは記憶しておくべきだろう。
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    投稿日:2019.08.22

  • Ellie

    Ellie

    大きな風呂敷の中は、小さい空箱だった…という気分。

    特定秘密保護法や日米地位協定など骨太なテーマで進んでいくのかと思いきや、最後は拍子抜けした。

    投稿日:2019.08.10

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