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木地雅映子, 五十嵐大介 / 偕成社 (8件のレビュー)
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momo0707
ある夜中、突然弟の具合が悪くなった。すぐに往診に来てくれたお医者さんは、なんと白黒ブチの猫だった! 猫医者ローベルトは腕もいいし、人柄(猫柄)もよく信頼できる感じ。そしてその日から、まるで前からいたか…のような顔でその家の飼い猫として暮らす。 こんなお医者さんいたら世の中の親は安心なんだけどなぁと思う。お医者さんの時は2本足のヒトっぽい姿だけど、一夜明けて飼い猫になった時は普通の猫の姿なのも不思議。 そしてラスト、またお医者さんとして出て行くローベルトとの別れ。 大人も読める素敵な絵本。続きを読む
投稿日:2023.01.20
かえるくん
最近読んだ『氷の海のガレオン』が素晴らしく好きだったので、同じ作者のものを探して読んだ。 気ままで理知的な猫、という猫が好きな人がもつイメージ通りの猫だった。 最後の2ページの美しさが際立っている…。 「いいものには終わりがある」というメアリーポピンズを思い出した。終わってしまって寂しいけど、寂しくない。 続きを読む
投稿日:2022.03.17
momchap
子どもが小さかった時には毎年悩まされていた、ノロウイルス、ロタウイルス。家族も必ずうつされた。懐かしいと同時に、辛かったなぁと思い出す。 あの頃、ローベルト先生がいてくれたらなぁと思う。小さな子を持つ…親には本当に小児科の先生というのは頼もしく、ありがたい存在だ。 本の感じから、小学生くらいから幼稚園のお子さんまで、読んでもいいと思うが、ぜひ大人の人にも読んでもらいたい作品。続きを読む
投稿日:2021.11.19
hibiehon
夜中にゴーグルとバイクで来てくれるねこの小児科医ローベルト先生。なんて頼もしい。なんてユーモラス。こんな先生いたら本当助かる。いや、この本の中で出会ってちゃんも教えてもらったから大丈夫かな。
投稿日:2021.06.15
barubarusan
弟のユウくんが夜中に病気になりました。あわてて電話帳でみつけた「松田ローベルト」という小児科のお医者さんにきてもらうことに。ところが、バイクに乗ってやってきたのは、なんと猫!でも、テキパキと指示をする…猫先生に、驚く暇もなくて…。 魅力的な挿絵で、より面白く感じます。続きを読む
投稿日:2019.08.04
羊さん
夜中に急に具合が悪くなった弟。やって来た夜間専門の小児科医は猫だった。 小さな子どものいる家庭なら一回は経験するであろう緊急事態。親にとっては一大事。幼い姉にとっても不安がつのります。そんな状況から…ほっとするお話に変えてくれるのが木地さん。リアルな挿し絵が現実感を増します。 読者層を小学校低学年を想定しているようだが、そのくらいの子はどう感じるのかなぁ。続きを読む
投稿日:2019.05.27
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