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小川仁志 / 祥伝社新書 (8件のレビュー)
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総合評価:
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枝乃
AIと人間を対比させながら、哲学的な勉強法12個と思考法10個を紹介する指南書。AIの弱点(例:常識がわからない等)は、人間ならちゃんと持つことができるはずの特徴。強くは刺さらなかったものの、深く考え…ず実践していたかなと思う方法もあれば、どう考えても合わないなと思う方法もあり、自分を振り返りながら読む上では楽しかったです。続きを読む
投稿日:2020.12.19
Ogawa Koichi
人間はある分野では、AIやロボットに全く敵わなくなる。 これは明らかだ。問題は、何の分野が「人間<AI&ロボット」で、何の分野が「人間>AI&ロボット」なのか?そこを見極めないといけないということだろ…う。 やはり究極は「考える事」だ。(タイトル通り) しかしそこも単純な話ではない。 あるパターンから解答を導くことについては、パターンが単純であったり、参照データが多ければ多いほど、答えを探すのはAIの方がよほど得意だ。 「答えを出そうと考える」事についても、「人間<AI&ロボット」「人間>AI&ロボット」があるということ。 つまり一瞬「考える事」がすべて人間の特権のように感じるが、そこは違うということ。 見極めが非常に重要で、むしろ人間の特権は「答えの見つからないことを考える事」とも言い換えられるかもしれない。 あるカリスマ経営者は「常に考える」を社是としていた。 「考えろ!」 これからの時代は本当にそういう人しか生き残れないかもしれない。 (2019/04/16)続きを読む
投稿日:2020.06.20
balance.striker
筆者独自の体験と持論。秀和システムのHow-nualシリーズの免責コメントが思い出される。「この本は著者の独自の調査と取材に基づき ...」的な。
投稿日:2019.08.18
meg0130
完全に同意、とはなりませんでしたが、人間の特徴、aiの特徴はおっしゃるとおりだと思いました。 未来の生き方がこれほどバラ色なら良いですが。
投稿日:2019.06.11
みつひろ
AIに関する危機感を煽る本は数々ある。逆にAIに対抗しうる人間の能力を訴える本も読んできたが、本書は題名で明らかな通り、後者の典型的な本である。 AIにはない曖昧さや意味的な価値観を追求することこ…そ未来のシンギュラリティを遅らせる方法であるという。前半部はこういう内容で説得力がある。 後半部はどのようにすればAIに勝てるのか、その思考法を述べたものである。こちらにくるとなぜか疑問が出てくる。特別なことをするのではなく、深く考えて安易に答えを決めつけないことが肝要ということだろう。誠にその通りだと思う。ただ、これでAIに対抗できるというのはあまりにも楽観的な気がする。前半の威勢のよさが後半ではない気がしてならない。 ただ、全体を通して述べていることに間違いはない。教育現場で実戦すべきことも多数ある。分かりやすい文章で様々な示唆があったことは確かだ。続きを読む
投稿日:2019.04.17
stratton
AIを意識しながら読み始めたものの、途中からもうAIなど何処へやら。まさに著者が最終の第5章で述べている通り、結局「人間とは何か?」ということを考えることになった。第3章でAIに勝つ勉強法、第4章で哲…学思考法について述べられているけれど、この2つの章は人間が人間であるために身につけておくべき方法であって、AIがいようがいまいが、実はそんなことは関係ないということに気づく。この2つの章のポイントはスマホのメモに書き写して、いつでも見られるようにしておこう。 もっとも、この勉強法や思考法のすべてをやる必要もないし、そもそもすべて実行できる人などそうはいない。自分に合った方法を選んで実行すればいいということ。個人的には、「娯楽でも知識でも教養でもない読書術」が、自分が普段していることを肯定された感があって、ちょっと誇らしい。続きを読む
投稿日:2019.02.10
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