【感想】わたしたち、何者にもなれなかった

瀬那和章 / 角川書店単行本
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • ツン

    ツン

    サキ以外の3人の現在と高校以来の回想でストーリーは進んでいくのだけれど、サキが、スキップとローファーのみつみや、成瀬は天下を取りにいくの成瀬に見えてくる。最終章ではサキに「裏切られた」。最後に見せてくれた映画が泣けた。瀬名さんの小説は大好きで、これも映画にして欲しいと思いました。続きを読む

    投稿日:2024.01.02

  • よつば

    よつば

    「自殺願望のある月」「追憶の中の君へ」「春に降る雪はあたたかい」「さいごの願い(未完成)」「深海魚は浅い海で眠る」「エンドロール」
    6話で構成された長編。

    高校時代、映画同好会『リーラ・ノエル』と命名したチームを作り活動していたサキ・夏美・佐和子・弥生、4人の女性の物語。

    いつか「何者か」になりたくて夢を持っていた4人だが中心人物サキの失踪で状況が変わってしまう。

    30代になり皆、日々の不満を感じながら生きている。

    自分の夢を叶える為に他力本願じゃいけない。

    「何者か」になれない人生だってみんな生まれて来た意味はある。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.14

  • (元)中3受験生

    (元)中3受験生

    作者が伝えたい本当のことがよくわからなかった。でも、人の期待に応えようと無理をしたり、人と比べたり、見栄を張ったりしても最終的には自分の人生を思い描けないよ、ってことなのかなと思った。

    投稿日:2022.03.27

  • び

    別の世界の人、て思うことあるけど
    いったいどこで違うのかな。

    何者にもなれなかった件について
    正直自分でもわかってるけど
    言葉にされるとなかなかしんどい。
    でもみんなそう思ってる部分があるなら
    ちょっと救いにもなる。。かも。続きを読む

    投稿日:2022.01.30

  • kuruko281

    kuruko281

    この作者は本当に男性?
    と思うぐらい女性の心理描写が凄いと感じる。
    サキと仲間な人生、サキとそれぞれの心理や行動。
    良かった

    投稿日:2021.09.15

  • mukomadori

    mukomadori

    ストーリー的には凡庸な感じがちょっとあったけど、ドキッとするような、言い得てる言い回しとかが端々にあったし、登場人物たちの複雑な状況や気持ちもとてもうまく表現できていて、おそらく多くの人が抱えているだろう葛藤や悶々とした気持ちをよくここまで如実に表すことができるなぁと感心した。ストーリーの展開とかよりも、そういうところが面白かった。続きを読む

    投稿日:2021.06.25

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