NHK 100分 de 名著 夏目漱石スペシャル2019年3月【リフロー版】

日本放送協会, NHK出版 / NHKテキスト
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
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ブクログレビュー

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  • くも

    くも

    夏目漱石の作品4つを、ユニークな視点で読み解くNHKのテキスト。

    応援小説だの痔小説だの、面白かった。夏目漱石の小説ってやっぱおもしろいよなあと再確認。
    番組は見てないんだけれど、見てたらより面白かったかも。続きを読む

    投稿日:2019.05.06

  • nakaizawa

    nakaizawa

    「夏目漱石スペシャル」阿部公彦著、NHK出版、2019.03.01
    139p¥566C9495(2019.04.07読了)(2019.02.26購入)
    Eテレのテキストです。
    夏目漱石の四つの作品が紹介されています。『三四郎』(1908年)『夢十夜』(1908年)『道草』(1915年)『明暗』(1916年)です。
    「100分で名著」関連で既に『こころ』『坊っちゃん』が既に紹介されていますので、これで6作品紹介されたことになります。
    夏目漱石は、高校生のころから読み始めたので主な作品はほぼ読んでいます。『夢十夜』は未読です。他の5作品は読んでいますが、『道草』自伝的小説ということなので、『漱石の思い出』夏目鏡子著、を合わせて読みながら読み直したいと思います。『明暗』は、一度読んだのですが、『続明暗』水村美苗著、を読むために再読しました。

    夏目漱石の作品を読み解くために著者が挙げている本を以下にメモっておきます。
    聞いたことのある作品もありますが、知らない作品も多数あります。
    シャーロット・ブロンテ「ジェーン・エア」
    ディケンズ「オリヴァー・ツイスト」
    メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』
    ジョージ・エリオット「サイラス・マーナー」
    トマス・ハーディ「テス」
    フォースター「ハワーズ・エンド」
    フォースター「インドへの道」
    帚木蓬生「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」
    小林秀雄「作家の顔」
    清水孝純『漱石『夢十夜』探索』
    アンブローズ・ビアス「アウルクリーク橋の出来事」
    ホレス・ウォルポール「オトラントの城」
    エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
    ヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」
    リザベス・ギャスケル「クランフォード」(邦題「女だけの町」)
    正宗白鳥「夏目漱石論」
    ヘンリー・ジェイムズ「鳩の翼」
    ヘンリー・ジェイムズ「黄金の盃」

    【目次】
    【はじめに】夏目漱石と「出会う」ために
    第1回 『三四郎』と歩行のゆくえ
    第2回 『夢十夜』と不安な眼
    第3回 『道草』とお腹の具合
    第4回 『明暗』の「奥」にあるもの

    ●成長物語(16頁)
    三四郎青年の成長、日本国家の成長、そして夏目自身の小説家としての成長。『三四郎』という作品には、こうした何重もの成長の物語を読むことができます。
    ●応援小説(19頁)
    『三四郎』は「応援小説」と呼びたくなる作品ではないか
    ●小説の約束事(33頁)
    小説にはいくつもの「暗黙の了解」があります。たとえば、主人公は必要。物語はこの主人公の目に寄り添う形で語られることが多い。いわゆる「視点」の設定です。
    ●『夢十夜』(40頁)
    『夢十夜』には、わかったふりをせず、解を無理に見出そうとしないという態度を読み取ることができます。
    ●『道草』(63頁)
    自伝的な要素がたっぷりで、とくに夫婦関係などの私生活が詳細にわたって描かれています。
    ●胃弱小説(101頁)
    胃弱小説としての『道草』では、得も言われぬ感情的な不快感が腹部のもやもやと連動していました。
    ●『明暗』(108頁)
    『明暗』は「対決小説」あるいは「バトルロイヤル小説」として読めるのではないかと思います。

    ☆関連図書(既読)
    「三四郎」夏目漱石著、新潮文庫、1948.10.25
    「道草」夏目漱石著、新潮文庫、1951.11.28
    「明暗」夏目漱石著、岩波文庫、1990.04.16
    「続 明暗」水村美苗著、筑摩書房、1990.09.
    「夏目漱石『こころ』」姜尚中著、NHK出版、2013.04.01
    「こころ」夏目漱石著、新潮文庫、1952.02.29
    「特別授業『坊っちゃん』」養老孟司著、NHK出版、2018.09.30
    「坊ちゃん」夏目漱石著、新潮文庫、1950.01.31
    (2019年4月8日・記)
    内容紹介(amazon)
    「文豪」をいじる
    日本近代文学史上に燦然と輝く大作家・夏目漱石。彼の作品は、ありがたく押し頂いて読まなければいけないのか? それとも──。気鋭の英文学者が『三四郎』『夢十夜』『道草』『明暗』の4作品を取り上げ、B級グルメのように作品を味わうことを提案。漱石作品の新たな魅力に光を当てる。
    続きを読む

    投稿日:2019.04.08

  • ビビビガ光線

    ビビビガ光線

    このレビューはネタバレを含みます

    夏目漱石の作品について知りたかったので、読んだ本。この本を読んで漱石のことや作品のことを知ることができて良かった。この本を読んで漱石の作品の登場人物に感情移入できるキャラクターが思っていたよりも多かった。この本を読んで帚木蓬生先生の著作を読んでみたいと思った。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.03.05

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