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朽木ゆり子 / 集英社インターナショナル (4件のレビュー)
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総合評価:
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権太
このレビューはネタバレを含みます
2022/2/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2023/10/16〜18 30点前後しかないフェルメール作品のうち、盗まれた「合奏」、「恋文」、「ギターを弾く女」、「手紙を書く女と召使い」に関する盗難の様子やその後がまとめられている。無事であることを祈るのみ。
投稿日:2022.02.20
k-masahiro9
そもそも、絵画が「人質」になり得るのは、優れた芸術品は社会全体にとって貴重なもので、それを破壊するのは一種の蛮行で、その芸術品を鑑賞する機会を失うのは社会にとって大きな損失だ、という考え方が社会に浸透しているからだ。しかし、「絵画誘拐」には人身誘拐ほどの結果でも明らかなように、破壊されても修復できるケースも少なくない。つまり、この種の動機で絵画を盗んで、自分の目標を達成しようと思っても、成功するチャンスは少ないのだ。(p.113)
投稿日:2020.02.15
erierierin
フェルメールにはミステリーがよく似合う。過去の盗難事件を考察することで、改めてフェルメールの魅力を知ることのできる一冊。
投稿日:2019.08.20
marinnotousan
「合奏」盗難を中心に据えながら、フェルメール絵画の流転、フェルメール研究の歴史にもコンパクトに触れてある。 入り口で読んでも、ある程度フェルメールについての知識を持った段階で読んでも、いずれも充実感の…得られる好著。 2018.10.10 第1刷 帯付き続きを読む
投稿日:2019.03.01
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