【感想】竜魔神姫ヴァルアリスの敗北 ~魔界最強の姫が人類のグルメに負けるはずがない~

仁木克人, 茨乃 / 電撃の新文芸
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • mura-bow

    mura-bow

    魔界最強の姫が、人間文化に勝利するために何故か孤独のグルメする話(で、タイトル通り毎回負ける)。

    魔界パートはシリアスながら魔法や官職の名前で笑わせに来る。人間界パートでは普通のグルメ小説のようになるのでそこのギャップも楽しい。しかしたまに、狂人のような料理人が出てきたり、カレーの辛さのあまり店員を爆殺させてしまったり(その後あわてて蘇生)、突拍子もない描写が入ってきて読者を油断させない。しかしキワモノめいていて、根底を人情的な要素が支えていて妙な安定感もある。

    カクヨムで連載を読んでいた時は「ヴァルアリスの一人相撲感、敗北を続けている後ろめたさ」のようなものが強い感があったけど、書籍版でキャラやエピソード等の視点が増えたこともあって、またちょっと別の…ポジティブな見方ができるようになってきました。

    あと挿絵も良い。個人的にヴァルアリスはもうちょっとキツめイメージだったけどw
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    投稿日:2019.02.03

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