【感想】ゆきうさぎのお品書き 母と娘のちらし寿司

小湊悠貴, イシヤマアズサ / 集英社オレンジ文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
7
7
1
0

ブクログレビュー

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  • 和衣

    和衣

    読み出したら止まらない、本当に心温まる物語です。
    数ある食をテーマにした作品のなかでこんなにハマるのは今まででこれだけです!

    投稿日:2023.12.30

  • こっふ

    こっふ

    あれ?お店との距離が近い人で、かつて棟梁で、お店を作るのに携わったっていう設定、どこかで目にしたような…

    「弁当屋さんのおもてなし」だっけ?
    確かこのお話でも、そんな人がいたような気がする。

    このお話、視点が変わるのが自然。自然過ぎて気付かないくらい。あれ、いつこの人の話になった?って振り返ってみると、ちゃんと変わった瞬間は書かれているのに、それに気付かないくらい流れが滑らか。
    美味しいほっこり系で困った人の問題を解決する、というお話は他にもあるのに、群を抜いて読みやすい。飽きない。
    良いことだけじゃなくて都合の悪いこともしっかり起きて、でもそれが解決していく様があからさまじゃないし、登場している人たちみんな精神的に落ち着いているから読んでて不安になる場面が無い。
    パターン化しているわけでもなく、この手のお話で、ここまで一度もうんざりすることも飽きることもなく読めるのは希少だ。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.20

  • ねね

    ねね

    教員採用試験の前日に盲腸になってしまった碧は、試験を受けられず、それでも教職への希望は捨てずに懸命な就職活動をする。

    ・彰三と義理の息子になる俊明との打ち解ける日
    ・碧と大樹の花火大会デート
    ・クリーニング店夫婦の結婚記念日

    碧の就職がうまく行かないことで、全体的に少し沈んだ空気だ。
    やはり碧が元気だと、この物語シリーズも活き活きしているように感じられる。

    前作から登場した零一も、少しずつゆきうさぎに馴染み始め、大樹と二人でうまく回ってくれたらいいなと思うばかり。
    就職関係の話は、どの作品でテーマとして組み込まれても少し憂鬱なもんだ…やれやれ。苦笑
    続きを読む

    投稿日:2023.08.10

  • 美優

    美優

    [ゆきうさぎ]に新たな仲間が加わった第7弾。碧の就職活動や常連客の出来事など美味しいお料理とともに描かれている。とても読みやすくて悪い人が出てこないので安心して読める癒やしの物語。

    投稿日:2023.06.12

  • のん

    のん

    ☆4

    シリーズ第7弾

    本作では碧の就職活動や、常連客の家族のお話、零一さんが加わっての「ゆきうさぎ」の営業が開始されたり…と色々な変化が感じられた1冊でした。
    大樹はもちろん、零一さんのお料理もとっても美味しそうで、お腹がすいてきます…(特に「牛肉のパイ包み焼き」が!)続きを読む

    投稿日:2023.01.16

  • みちょはちゃ

    みちょはちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    ゆきうさぎのお品書き
    母と娘のちらし寿司
    小湊悠貴

    ゆきうさぎのお品書きシリーズ⑦

    ∞----------------------∞

    ☆序章 店開きは試練のはじまり

    前回の告白から楽しいひとときが訪れるかと思いきや、採用テスト前に嫌な腹痛を起こす碧。

    桃が丸ごと入ったデザート素敵。

    ☆第1話 風呂上がりに小籠包

    なんと、試験の2日前に入院(手術)となってしまった碧。命に別状は無かったとはいえ、進路にはかなり影響されるのでは。

    今回の主役は彰三さん。娘さんが結婚すると言ってきたその人はマフィア?に見えるような強面香港人。そんな強面に自分とお揃いのアロハシャツを着させて銭湯へ連れて行く。裸の付き合いの後は、もちろんゆきうさぎ。

    ☆第2話 葉月ピリカラ夏物語

    碧が退院して大樹が家へお見舞いに。零一さんがゆきうさぎで働くようになる。蓮とミケさんの関係。碧と大樹の花火デートなど。盛りだくさんだった。

    ☆第3話 珊瑚の記念に栗ご飯

    商店会長さん、ここまで結構影薄めだったのでようやく正体が分かった感じ。35周年覚えてて結婚記念日ちゃんと祝ってくれる旦那さん素敵だ。珊瑚婚というらしい。出かけられなくてもご飯作ってくれると言うのも良い!栗ご飯を甘栗で作れるなんて、簡単そうだしぜひやってみたい。

    都築さんと碧が一緒にいたことを聞いてしまった大樹、モヤモヤしてるだろうな。

    ☆第4話 母と娘のちらし寿司

    卒論に給食における食育をあげるなんて碧らしいな。周りの友達の進路が決まって嫉妬してる碧だけど、ミケさんもこんな感じだったのかしらとふと思った。

    やっぱりモヤモヤしてた大樹も、都築さんに嫉妬してるってちゃんと言った。なんでも相談出来る仲になれると良いね。

    ☆終章 未来を見据える店仕舞い

    大樹の家でご飯食べてTV観て寝落ちしてた2人を起こしたのは零一。彼は気付いてたけど、というか結構な人達が気付いていそうな気がする。

    碧に来たのは採用通知?

    2022/12/31 読了(図書館)

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    投稿日:2022.12.31

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