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野村克也 / 小学館文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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たかちん
このレビューはネタバレを含みます
野村監督の野球論、思考論、捕手論などがよくわかる本。 選手時代には野球について相当の研究し、それゆえ大打者になった。 投手のクイックをあみ出したのも野村監督である。 そして、野村監督は結果よりも経過についても重要視する。 どうしてそうなるのか、しっかりとした根拠を持って取り組まなければならない。 巻末の山崎選手との対談は面白かった。イーグルスに入団して復活できたのも野村監督あってのものだった。 特にスワローズやタイガースでの、再生工場はまさに野村監督のたまものであったと思う。
投稿日:2023.03.01
久弘翔太
「野村ー野球=ゼロ」と本人が言い続けるほど、野球漬けの人生だった野村克也氏の"遺言"というのが本書。 遺言、というだけあって、選手時代から、監督時代まで野球愛、野球哲学、野球思想が思い出と共に描かれ…ている本書。 上記の"野球"を自分の職業に当てはめても、上手く腹落ちするぐらい、ビジネスと直結する内容かと。 やっぱりプロフェッショナルは共通点があることを再認識。 責任感、自主性、目標意識等々、非常に参考になった。 ただ、愛が溢れすぎて、言いたい放題。こんな人が上司だと、前向きに捉えれば最高に有難い、後ろ向きに捉えると最高にめんどくさい…。うん、惜しい人を亡くしたなと。 また、最後の山﨑武司氏との対談だけでも読む価値あるぐらい、言いたい放題で、面白かったです。続きを読む
投稿日:2020.03.20
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